「こちらの不手際で」の意味とは? 使い方や言い換え表現を紹介
「こちらの不手際で」の言い換え表現
最後に、「こちらの不手際で」の言い換え表現を紹介します。
(1)「こちらの不始末で」
不始末とは「人に迷惑がかかるような不都合な行いをすること(出典:『デジタル大辞泉』小学館)」という意味です。
「不手際」が要領の悪いことを指すのに対し、「不始末」は最終的な結果が良くないことを表します。
例えば、最終確認を怠った結果ミスが発生した場合などに使えます。
例文
「こちらの不始末でご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません」
(2)「こちらの手違いで」
「手違い」とは、手順や手配を間違うことです。例えば、荷物の配送日を間違えたり、別の品物を用意したりした際に「手違い」と表現できます。
例文
「こちらの手違いでお品物を手配できず申し訳ございません。早急に代替品をご用意いたします」
(3)「こちらの落ち度で」
「落ち度」とは過失や過ちのことです。例えば、書類に記入すべき事項をうっかり記入し忘れた時など、不注意でミスが生じた際などに使えます。
例文
「こちらの落ち度で手続きが遅延してしまい、申し訳ございません」
「こちらの不手際で」は謝罪をする時に使える言葉
「不手際」とは処理の仕方や要領が悪いことを意味します。こちらの非を認め、謝罪する際に使えるフレーズです。言い換え表現としては「不始末」「手違い」「落ち度」などがあります。
謝罪の場面はただでさえ緊張が走るもの。言葉選びを間違えるとますます雰囲気が悪化する可能性があるため、言葉の意味や使い方を押さえておきましょう。
(にほんご倶楽部)
※画像はイメージです
※この記事は2024年02月09日に公開されたものです