30代の男女は自己肯定感が高い!? デートの支払い意識を調査
マーケティングリサーチ会社のアスマークは、全国20代〜40代の男女に「デートの支払い意識に関するアンケート調査」を実施しました。
デートの時の食事代、支払いはどうする?
好きな異性とデートをする時、食事代の支払いはどのようにしていますか? ネット上でも度々話題にあがる、「異性とのデート代をどちらが払うのか」という問題について。
一昔前までは「男性が多く払うべき」「女性は男性を立てるべき」という風潮がありましたが、時代は変わり、価値観も多様化してきています。若い年代では「フェアに割り勘がいい」なども話題になり、なかなかスッキリとした結論がでてこないテーマでもあります。
そこで今回、恋愛対象が異性である20〜40代の男女に調査を実施。どの程度の人が異性に奢ってもらいたいのか、それは性年代でどの程度違いがあるのか、また、なぜ奢りたいのか、なぜ奢られたいのかの理由、交際期間×相手の年齢で、支払いに関する意識に変化はあるかなどを聞いています。
なお、本記事では30代の男女にフォーカスをあてて調査結果を伝えています。
30代の趣味は自分自身にかけるお金が多い傾向に
男性30代は趣味「ゲーム」「投資」がトップ1・2となり、ギャンブルも高い数値に。女性30代は旅行、グルメ、ショッピングがTOP3となっており、比較的お金がかかかる趣味が多くなっています。
また、未婚の交際経験別で比較したところ、交際経験がある人は「旅行」「グルメ」「ショッピング」など外にでるものが、交際経験がない&答えたくない人より高い傾向にありますが、交際経験のない&答えたくない人は、「ゲーム」「読書」など自宅でできることが高くなっており、交際経験別で趣味が異なることがわかりました。
男性30代は男性20代・40代よりも下心・見栄が高い
【男性】
・全額払いたい理由としては「自分が誘ったから」が高いことから、「男性が払うべき」という固定概念はまだまだ存在してる様子。
・男性30代が自身がデート(食事)代を全額払いたいと思う理由は、男性20代・40代と異なっていた。
・「関係性を良くしたいから」(約2.5割)、「2件目・次回のデートに誘いやすいから」(約2割)、「かっこいいと思われたいから」(約2割)が他年代よりも高いスコアTOP3となり、他年代より次につなげたい意欲が高く、恋愛に対して積極的な面がうかがえる。
【女性】
・女性30代は「全額払いたいと思う場合はない」と考えている人が5割を超えトップ。
・他年代とは10pt以上スコアが離れており、男性に払ってもらいたい気持ちが強い。
女性30代は、自身の価値を大きく感じている
【男性】
・男性30代の全額払ってもらいたい理由は「もう会いたくないから」がトップ(約1.5割)。
・「デートが楽しくなかったから」も男性20代の約2倍、男性40代約3倍となっている。
・さらに、「デート以外にも出費がかさんでいるから(衣服や美容代など)」が他の年代より高く、全体的にも見栄や下心のスコアが高い。
【女性】
・女性は全額払ってもらいたい理由で「相手にお金があるから」が高スコア(約2.5割)だが、「自分にお金がないから」は比較すると低く(約1.5割)、自身のお金の有無は関係なく、余裕のある人には奢ってもらいたいと思っている。
・女性30代は、他層より「自分が誘われたから」のスコアが高く(約2.5割)が他年代と差があり、自身の価値を強く感じているように見える。その一方で、「自分に好意がありそう(大切にされてそう)と感じたから」が低く(1.5割)、好意の有無が見えなくてもデートへ行く人が多い。
交際期間や相手の年齢で、支払いに対する意識の変化はある?
交際期間×相手の年齢別に、デート(食事)代を全額払いたいかを聴取したところ、女性30代は異性が同年代以上の場合は交際期間に関わらず、多めに払いたいと回答する人は一人もいませんでした。
こちらからも他年代より、自身にはお金を払ってもらえるという価値を感じていることがうかがえます。
調査概要
調査名:デートの支払い意識に関するアンケート調査
対象者条件:
【性別】男女
【年齢】20代〜40代
【地域】全国
調査項目:
・交際経験
・趣味
・デート代を全額払いたいと思う場合の理由
・デート代を全額払ってもらいと思う場合の理由
・デート代が割り勘がいいと思う場合の理由
・年下の異性と「ランチ」「ディナー」に行く場合の支払いの変化
・年下の異性と交際した場合、交際期間での支払いの変化
・同い年の異性と「ランチ」「ディナー」に行く場合の支払いの変化
・同い年の異性と交際した場合、交際期間での支払いの変化
・年上の異性と「ランチ」「ディナー」に行く場合の支払いの変化
・年上の異性と交際した場合、交際期間での支払いの変化
・交際する異性との理想の年齢差
サンプルサイズ:720サンプル
割付:性別・年代で均等回収
調査期間:2023年10月4日〜10月5日
調査方法:Webアンケート
調査機関:アスマーク
(エボル)
※この記事は2024年01月24日に公開されたものです