自分へのご褒美、何にいくら使ってる? ボーナスとの関係性を調査
クロコスはこのほど、「自分へのご褒美」と「冬のボーナス」について女性280名にアンケートを実施しました。
自分へのご褒美、何にいくら使ってる?
皆さんは自分へのご褒美していますか? 自分を労わったり、モチベーションを保ったりするのに欠かせないと考える女性もいるはず。その一方で「自分へのご褒美は何をする?」「いくらぐらい使う?」と疑問に思っている女性も少なくないようです。また、「自分へご褒美する感覚がわからない」「しない」という女性もゼロではありません。
そこで今回、「自分へのご褒美」と「冬のボーナス」についてアンケートを実施。その実態に迫っています。
自分へのご褒美をしたい女性は80%。ボーナスの有無との関係は?
仕事や家事などさまざまなことに頑張った自分にこそ、ご褒美が必要かもしれません。
12月はボーナスシーズンでもあります。貯金や生活費、教育費やローンなど、優先すべきことがたくさんある中で、自分へのご褒美とボーナスの使い道の関連はあるのでしょうか。
そこでアンケートでは「今年は自分へのご褒美をしたいと思いますか?」と質問しました。
もっとも多かった回答は「【ボーナスは関係なく】自分へのご褒美をしたい」54.3%でした。
次に多かった回答は「【ボーナスがあるから】自分へのご褒美をしたい」25.7%。合計すると80%もの女性が、ボーナスの有無にかかわらず「自分へのご褒美をしたい」と考えていることがわかりました。
これに対し「【ボーナスは関係なく】自分へのご褒美をしたくない」と答えた女性は、全体の20%でした。
続いて「今年の冬のボーナスはどのような使い道を考えていますか?(複数回答可)」と尋ねたところ、もっとも多い回答は「貯金や預金」137票でした。
・一部は親戚へのプレゼントを購入するのに使い、ほとんどは貯金に回す。(20代女性)
・2割程度自分に使い、あとは返済と貯金。(30代女性)
・子どもや親にお小遣いを渡す。(40代女性)
一方で「ボーナスはない」という回答も77票ありました。
・ボーナスがもらえるかどうか分からない。(30代女性)
・自分自身にはボーナスといえるものはない。家族の受け取るボーナスの使い道として、大半を貯蓄へ、少しだけ外食へ、少しだけお互いにご褒美を、というのがいつもの決まった形。(40代女性)
・冬のボーナスはないです。悲しいです。夏のボーナスは少ないです。ボーナスをアテには出来ません。(40代女性)
必ずしも冬のボーナスに期待できるわけではありませんし、使い道は個人や家庭の事情と方針によってさまざまです。
その一方で、ボーナスのある・無しにかかわらず、自分へのご褒美を重視している女性が一定数いることがわかりました。
自分にご褒美をする一番の目的は「メンタルケア」
次に「自分へのご褒美をする」と答えた人へ「自分へのご褒美をする一番の目的を教えてください」と尋ねました。
もっとも多かった回答は「メンタルケアしたいから(ストレス解消やリフレッシュ)」35.8%でした。
・気にすることなくお金をパーっと使うとストレス発散になるから。(30代女性)
・日々時間に追われ忙しく仕事をしているので、温泉でゆっくりと時間を過ごすことがご褒美です。(30代女性)
・日々育児と仕事関係で疲れがたまっているので、おいしいものを食べてリフレッシュしたい。(40代女性)
次に多かった回答は「自分を褒めたいから(仕事で成果が出た、今年1年頑張った、など)」20.4%です。
・12月に自分の誕生日があるのでそのためにご褒美を購入予定。一年間よく頑張りました!という意味で自分を労わるようなご褒美にしたいです。(20代女性)
・今年は夏頃から激務だった為、冬のボーナスが出たら絶対に自分を労りたいと思っていました。(20代女性)
・すごく頑張ったと思うので、ちょっぴり高い食材を買って、美味しい料理を作りたい!(40代女性)
次いで多かった回答は「モチベーションを上げたいから」19.5%でした。
・自分で稼いだお金を自分のために使って、今後、より稼ぐことへのモチベーションとしている。(20代女性)
・年末の旅行をモチベーションとしているため、自分へのご褒美として旅は外せない。(30代女性)
・いつもはネガティブな自分ですが、ちょっとしたご褒美を与えることで明日も頑張ろうというモチベーション向上につながる。(40代女性)
ご褒美をしたくない一番の理由は「節約をしたいから」
「自分へのご褒美をしたくない」と答えた人へ「自分へのご褒美をしたくない一番の理由を教えてください」と質問しました。
もっとも多かった回答は、「節約をしたいから」54.0%でした。
・11月に生活必需品で支出が増えたため、絶対欲しいと思うものがなければ極力使わない。(20代女性)
・今より情勢が良くなるのは難しい気がする。なるべく質素に生活して、いざというときに困ることがないように、貯金を怠らないようにしておきたいです。(40代女性)
次に多かった回答は「(節約する・しないにかかわらず)自分へのご褒美は無駄な支出だと考えるから」27.0%でした。
また「その他」9.5%を選んだ女性からは、次のような声が寄せられています。
・欲しいものは必要なタイミングで買うので、特にご褒美で買うという感覚がない。(30代女性)
・自分へのご褒美というのは自分大好き人間みたいで嫌。(40代女性)
・必要なものは必要な時に購入する。ご褒美という理由は金銭を払う理由にはならない。(40代女性)
自分へのご褒美に選ぶジャンル1位は「外食」に
自分へのご褒美をする女性は、どのようなものを選んでいるのでしょうか。そこで「自分へのご褒美をする」と答えた人へ「自分へのご褒美にどのジャンルを選ぶ予定ですか?(複数選択可)」と聞きました。
もっとも多かった回答は「外食」85票でした。
・ちょっとお高いイタリアンレストランにいく。(30代女性)
・子どもとは入れないようなお店での食事。(30代女性)
・評判の良いホテルや旅館等で、おいしいものを食べて、のんびりしたい。(30代女性)
次に多かった回答は「旅行や温泉」75票でした。
・気分転換に一人旅にでかけます。四国側に行くつもりなので景色とおいしいうどんを食べてきます。(20代女性)
・アメリカに1週間以上の旅行。(30代女性)
・温泉旅館にこもり、ひたすら温泉を楽しむ。(30代女性)
次いで多かった回答は「スイーツ(外食を除く)」66票でした。
・ずっと買ってみたかったスィーツを購入する。(30代女性)
・美味しいと評判のケーキ屋さんのちょっとお高いケーキを数種類買ってきて、おうち時間を楽しむ。(40代女性)
自分へのご褒美には「衣服や靴」61票や「趣味・娯楽」55票も僅差で選ばれていました。
・好きなブランドの洋服を大人買い。(20代女性)
・皮手袋、ダウンジャケット、ニット。(30代女性)
・オタ活。(20代女性)
この他、「デパコスの化粧品をたくさん買う。(20代女性)」「ロエベ、ザ・ロウのバッグ(30代女性)」「美容皮膚科でシミ取り(30代女性)」などの声も寄せられました。
金額の目安は「1万円以上〜2万円未満」が最多
自分へのご褒美にはいくらお金をかけるものなのか、気になる人もいるのではないでしょうか。
そこで「自分へのご褒美をする」と答えた人へ「現時点で、自分へのご褒美にいくら使おうと思いますか?」と質問したところ、下記の結果となりました。
1位 1万円以上〜2万円未満(60名)
2位 5,000円以上〜1万円未満(49名)
3位 1,000円以上〜5,000円未満(25名)
中には「15万円以上〜20万円未満」3名、「20万円以上」2名という回答も見受けられました。
調査概要
「自分へのご褒美」や「冬のボーナス」についてのアンケート
アンケート対象:20〜40代の女性
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年11月29日〜12月9日
調査地域:全国
有効回答数:280名
調査機関:Lancers
(エボル)
※この記事は2024年01月12日に公開されたものです