【実践している節約方法と効果】節約効果が実感できる方法の1位は?
モデル百貨は「MoneyGeek」にて、実践している節約方法と節約効果の実感について調査を実施しました。
食料品の値上がりや光熱費の高騰など、物価の上昇により家計に大きな影響が出ています。そこで今回、20代以上の男女1,010人にアンケートを実施。実際に試したことがある節約方法や、本当に効果があった方法などを聞きました。
調査結果は、家族で暮らしている場合と一人暮らしとで、節約している項目などついて、違いを比較しています。
効果を感じられる節約方法と感じられない節約方法のランキング
アンケートの結果、効果が感じられる節約方法の1位は「できるだけ自炊する」でした。
逆に、効果が感じられない方法の1位は「意識してポイントを貯めるようにする」、いわゆる「ポイ活」でした。
しかし結果をよく見ると、「自炊」は「効果がある」の1位であると同時に「効果がない」の5位に、「ポイ活」は「効果がない」の1位と「効果がある」の5位でした。
「ポイ活」は「実践したことがある節約方法」の1位にランクイン。また、節約に関する自由記入式のコメントでも「ポイ活」について言及している人が多く、うまくいっているにしろいっていないにしろ、注目の節約方法であることがうかがえました。
節約している項目ランキング・家族ありと一人暮らしの違い
生活費のさまざまな項目のうち、どれを節約しているかについて質問。該当するものすべてを選んでもらった結果、全体の1位は「水道・光熱費」でした。
「家族あり」と「一人暮らし」のそれぞれの結果を、回答数に対する割合で算出したところ、一人暮らしは「食費」と回答した割合がもっとも高いことがわかりました。
節約している理由と月に節約できている金額は?
アンケートでは、「節約している理由」と、「月に節約できている金額」について質問しました。
節約している理由としてもっとも多かったのは「老後資金等、将来のための貯金」で37.2%に。また、「節約しないと生活ができないから」と回答した人は23.8%でした。
月に節約できている金額としてもっとも多かったのは「1,000〜3,000円未満」で、31.3%でした。物価の高騰が著しく、節約しても追いついていないのが実状だというところでしょうか。
節約疲れを感じているのは半数以上、一人暮らしの方がより疲れている
節約を続けているとストレスがたまり、疲れてしまうこともあります。
「節約疲れを感じていますか」という質問に対し「かなり感じる」と回答した人は16.9%、「少し感じる」は35.9%でした。
「家族あり」と「一人暮らし」のそれぞれでみると、一人暮らしの人の方がより節約疲れを感じていることがわかりました。
節約したときの対処法や息抜き方法についての回答1位は「ごほうび・プチ贅沢を用意する」でした。
調査概要
調査対象:20代以上の男女1,010人(2人以上世帯/700人(男性:533人、女性167人)、単身世帯/310人(男性:207人、女性103人))
調査地域:全国
調査期間:2023年11月17日〜24日
調査主体:MoneyGeek編集部
調査委託先:アイブリッジ
調査内容:https://www.nc-card.co.jp/media/column/saving/
(エボル)
※この記事は2024年01月25日に公開されたものです