床の間でやってはいけないタブーとは? 置いていい物・ダメな物
床の間に飾ると良いものは?
旅館の床の間には金庫やテレビが置いてあったりしますよね。本来床の間がある和室は、客間として来客のおもてなしに使用するスペースなので、お客様目線で物を置くことが前提となるでしょう。
では、床の間には何を置けば良いのか。ここからは、床の間におすすめの飾り物を紹介していきます。
(1)生花
床の間に生花はおすすめです。季節の移り変わりをお花で表現すると、来客された方もすてきな気持ちになりますし、お花を生ける側も楽しみながら空間を演出できるでしょう。
また、お花を生ける器なども多種多様なので、個性的な器を見つけるもの楽しいですよね。
(2)干支にちなんだ物を置く
床の間には、その年の干支にちなんだ物を置くのも良いでしょう。
干支にまつわるものは古来より縁起が良いとされ、身につけたり近くに置いたりすると、無病息災や家内安全などのご利益があるといわれています。
(3)季節の飾り
お正月の鏡餅や雛人形、七夕飾りなど季節を催した飾り物もおすすめです。季節感を演出できるため、来客の方も四季折々の飾りつけが楽しめます。
お飾りは物置にしまいがちですが、床の間に置くことでうまく活用できるでしょう。
(4)仏像
仏像は、和室の雰囲気を引き立てるおすすめのアイテム。「仏像は仏間に置くべきでは?」と思うかもしれませんが、仏像は床の間に置いても問題ないとされています。諸説ありますが床の間の「床」とは、本来仏具を飾る空間であったとされているからです。
仏像には家の邪気払いや厄災から守ってくれる効果もあるとされるため、縁起が良い床の間に置くのもおすすめです。
(5)手ぬぐい
床の間は伝統的な掛け軸が掛かっているイメージがあります。「掛け軸は高価で選び方が分からない」という人におすすめなのが、手ぬぐいです。
床の間に手ぬぐいは意外かもしれませんが、実は床の間が映えるように作られた、壁掛けタイプの手ぬぐいが数多く売られています。インターネット通販でも多く売っていますから、ぜひ参考にしてください。