【難読】“なにめる”?「窘める」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「窘める」の読み方です。
なんて読むの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「窘める」の読み方は?
「窘」は、あまり普段見ることのない漢字なので、読み方が想像しづらいかもしれませんね。
これに送り仮名の「める」をつけて、なんと読むのでしょうか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“たしなめる”と読みます。
「窘める」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「窘める」の意味は以下のように解説されています。
たしな・める【×窘める】
[動マ下一][文]たしな・む[マ下二]1 よくない点に対して注意を与える。いましめる。「不作法を—・める」
2 苦しめる。なやます。
「外国人を追払わんとし、却て其夷狄 (いてき) に—・めらるる」〈福沢・学問のすゝめ〉
穏やかに注意する、というイメージで覚えている人が多い言葉なのではないでしょうか。読み方は難しいですが、きっと聞いたことはありますよね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「窘める」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。言葉自体は知っていても、漢字で見ると読めないものって意外とありますよね。
「窘」の漢字は、「窘める」以外で目にする機会はおそらくほとんどないかと思います。なかなか目にする機会はないですが、そんな漢字をさらっと読めたら素敵ですよね。
(ななしまもえ)
※この記事は2023年11月13日に公開されたものです