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ヘアオイルとヘアアクセサリーがセットに。「Be」×「KiNaKo」コラボ限定セットが登場

#ビューティーニュース

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サステナブルビューティーブランド「Be」を展開するBeは12月1日、建築端材をアップサイクルしたアクセサリーブランド「KiNaKo」とコラボレーションした限定セット「Be + KiNaKo 東京利島を感じるオーガニックなヘアアレンジセット」を新発売します。

コラボレーションの背景

同社は、人にも地球にも優しくあるために、多岐にわたるサステナブルな活動に取り組んできました。そのひとつが国産原料の使用にこだわり、地方創生と農地の拡大です。

日本の各地域の魅力ある素材を使用した商品づくりを続けながら、大切なパートナーであり生産者である農家の方が活躍できる土壌作りにも貢献したいという思いを持ち、商品開発を進めています。

今回は、東京・利島産椿の間伐材を再利用し、アクセサリーブランド「KiNaKo」がデザイン、木工業者の「maru wood working」が仕上げるアップサイクルのかんざしとバングルヘアゴムの2つのヘアアクセサリーを製作しました。

Beで販売している天然成分100%のヘアオイル「Beオーガニックヘアオイル」の原料に使用しているのが東京・利島産のツバキオイル。 利島は化学肥料や化学農薬を使用せず環境に配慮した有機栽培を行う日本有数の椿産地で、日本古来の品種である藪椿(ヤブツバキ)種子のみを使用したオーガニックオイルを生産し、その生産量は全国1位(*1)を誇っています。

しかし利島でも高齢化が進み、椿の生産量が減ってきています。そこで、利島農業協同組合(JA利島)では、椿を農業・産業としてもっと盛り立てたいという思いから、土地を借り、椿畑を管理し、苗の栽培を行なっています。

ツバキオイルを作るには10年程度の時間がかかると言われています。椿畑を維持するには、樹木の成長に応じて一部を伐採し、過密となった林内密度を調整する「間伐」という作業が必要です。島全体では年間600〜1,000本を間伐していることから、「間伐材」の利用が将来に向けた課題となっています。

同社では、「商品開発に組み込み継続的な活動とすることで、ツバキオイルの生産者である、JA利島の課題解決に繋げたい」との思いから椿の間伐材の活用を実現し、利島の将来の力になるような魅力的な商品を作るという同企画がスタートしました。

以前BeのYouTube番組『Be Talk』に出演し、「木の廃材を使って何かをしたい」と話していた、建築設計と建築端材を使ったアップサイクルアクセサリーブランド「KiNaKo」を立ち上げた木上奈都子さんにデザインを依頼。「maru wood working」がオールハンドメイドで製作した、かんざしとバングルヘアゴムの2つのヘアアクセサリーが完成しました。

*1 生産量の変動により1位ではない年もあります。 https://ja-toshima.jp/about/

「KiNaKo」木上奈都子さんの想い

Beのオーガニックコスメのコンセプトやサステナブルの取り組みに共感し、何か一緒にできたらと思いました。これまでは、建築や産業系の廃棄物以外で作る機会がなかったので、違うジャンルのものでどうアップサイクルできるか楽しみにしていました。

今回、JA利島の方からツバキオイルに非常に多くの人の手が加わり、丁寧に作られている製造プロセスを伺い感銘を受けました。そこで、今回制作するアクセサリーは、商品に関わるさまざまな方のこだわりや想いがつながるデザインにしたいと思いました。

普段から、使用する素材の特徴を生かすこと、長く愛用できることを心がけています。今回は、樹皮があるものはそのまま残したり、プロダクト自体も髪と同じヘアオイルでメンテナンスをして長く使い続けて欲しいという想いを込めています。

さらに、かんざしとバングルは流行りのデザインを追うのではなく、そこに「どう想いをのせて形にできるか」ということを考えてデザインしました。今回デザインしたアクセサリーと「Beオーガニックヘアオイル」が皆さんのお手元に渡るまでのプロセスに興味を持つきっかけとなれば嬉しく思います。

プロフィール

KiNaKo(木上奈都子)

建築設計事務所勤務を経て、2015年KiNaKoとして独立。建築設計と建築端材を使ったアップサイクルアクセサリーの制作を本格的に始める。

作品に木材、アクリルの端材を利用し、繋ぎ目部分に継手(つぎて)という伝統工法を取り入れ接着剤や釘を一切使っていないバングル「TSUGI-WA」。飲食店の厨房、壁面やレンジフードであったステンレスを利用し、みんなでものづくりをし、楽しみをシェアしたいという思いからあえて未完成の作品となった「contigo」などがある。建築や建築資材を知るきっかけにと、木材タイル端材をつかった子供向けワークショップも開催。

今回のコラボレーションでは、ヘアアクセサリーのデザインを担当。
https://kinako.base.ec

利島農業協同組合(JA利島)

一年を通して椿の栽培を利島で行なっている生産者をサポート。種子の収穫から搾油、精製、充填、パッケージングまですべての工程を島内で行っている。品質を高めために選別機器を導入。鮮度を保つための管理を徹底するなど、品質の向上に日々取り組んでいる。また、トレーサビリティを叶えるために生産者それぞれの「印」を取り決めるなど、島民に寄り添った方法を採用し続けている。

今回のコラボレーションでは、材料となる椿の木材の生産を担当。
https://ja-toshima.jp

maru wood working(マルウッドワーキング)

北海道札幌市で、旋盤(木工ろくろ)と指物の技術を融合させたオリジナル木工製品のデザインから製作まですべて自身で担当。機能的でシンプル、永く普段使いができる「用の美」に通じるデザインを目指し、ロット製作する商品だけでなく、製作した際に生まれた端材や節のある材などを使用した筆記具、皿やカトラリーなどの一点物も手がけている。

今回のコラボレーションではオールハンドメイドで、ヘアアクセサリーの製作を担当。
https://maruwood.handcrafted.jp

商品特徴

利島産の椿を材料に「KiNaKo」がデザインを、「maru wood working」が製作したトリプルコラボのヘアアクセサリー。そちらと「Beオーガニックヘアオイル」をオリジナル巾着にセットしました。

1.利島の椿端材を利用し、樹皮を活かしたデザインのヘアアクセサリー。髪にフィットしやすいようにカーブしたデザインが特徴。オールハンドメイドでひとつひとつ異なった木目を楽しめます。

2.「Beオーガニックヘアオイル」でヘアアクセサリーをコーティング。自身でもオイルでメンテナンスを楽しめます。

3.1本の丸太から、かんざし6つ、バングル6つの計12個が作られています。椿の間伐材がアップサイクルされ2種類のヘアアクセサリーになりました。

商品概要

発売日:2023年12月1日よりBe Organic店頭、Be Online Storeにて数量限定発売

「Be + KiNaKo 東京利島を感じるオーガニックなヘアアレンジセット(サステナブルかんざし)」

価格: 5,500円
内容:
・Beオーガニックヘアオイル 25mL 1個
・Be + KiNaKo 東京利島のツバキを使ったサステナブルかんざし 1個
・Be + KiNaKo ミニ巾着 1個

「Be + KiNaKo 東京利島を感じるオーガニックなヘアアレンジセット(サステナブルバングル)」

価格: 5,500円
内容:
・Beオーガニックヘアオイル 25mL 1個
・Be + KiNaKo 東京利島のツバキを使ったサステナブルバングル 1個
・Be + KiNaKo ミニ巾着 1個

ブランドサイト:https://be-beauty.jp/
公式オンラインストア:https://be-store.jp/

(エボル)

※この記事は2023年11月09日に公開されたものです

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ネットを中心にさまざまなサービスやビジネスを創造する企業。特にコンテンツ開発分野においては、さまざまな分野で活躍する多彩なライター陣と経験豊かなエディターを中心に各ネットメディア向けて最適化された、品質の高いコンテンツを企画制作しています。マイナビウーマンではニュース記事を担当。
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