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「検討させていただきます」の意味や例文は? ビジネスシーンの使い方と言い換え表現も紹介

にほんご倶楽部

「検討させていただきます」の言い換え表現

「検討させていただきます」とは、「よく調べた上で一度じっくりと考えを深めたい」と相手に伝える表現方法です。

ビジネスシーンでもよく使われる言葉ですが、同じような意味合いでほかにも言い換えられる表現を紹介します。

「精査させていただきます」

「精査させていただきます」とは、内容をしっかりと分析して、詳しく調べさせてほしいという意味のフレーズです。

「検討」と同様に、しっかりと内容を調べてから相手に回答したい時に使われます。

「精査した上、回答いたします」といった使い方が一般的です。ニュアンスをより強めたい時は、「精査の上、検討させていただきます」と、「検討」と同時に使うこともできます。

Check!:「精査」の意味とは? 使い方や例文・類語との違いを解説

「一考させていただきます」

「一考」とは「一度考えてみること」を意味する言葉であり、「検討」と似ている表現です。

「一考」そのものは敬語でないため、目上の方に使う場合は「ご一考いただけると幸いです」と文頭に「ご」をつけて使いましょう。

自分自身に使う場合は「ご」は使わず、「一考した上で改めてご連絡いたます」と使うのが適切です。

Check!:【例文あり】「ご一考」の正しい意味と使い方。「ご検討」との違いとは

「検討させていただきます」はよく調べて考えたい時に使える言葉

「検討させていただきます」は、ビジネスにおいては目上の方やお客さま、あるいは自分自身に対しても多く使われる言葉でもあり、失礼のないよう時間を頂戴する言葉でもあります。

また、どのような状況で使われるかで意味も変わってくるのが「検討させていただきます」というフレーズです。本記事も参考にしながら、言葉の理解を深めていきましょう。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年11月07日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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