お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

人間関係をこじらせる人の5つの特徴。周囲と上手に付き合うための対処法も解説

井口藍

人間関係における悩みはよくあるもの。何かと周囲ともめたり、トラブルになったりすることが多い人もいるのではないでしょうか。今回は、人間関係をこじらせる人の特徴や上手に他者と付き合うための方法について解説します。

自分や周囲の人に対して、「もしかして人間関係でトラブルを抱えやすいタイプなのかも……」と思うことはありませんか?

対人関係は円滑であるに越したことはないですよね。しかし、なぜかいつも周りの人ともめがちになってしまうという人もいるでしょう。

今回は、人間関係をこじらせやすい人の特徴と上手に他者と付き合っていくための方法について解説します。

人間関係をこじらせる人の特徴とは

何かと周囲ともめたり、トラブルになったりすることが多くて悩んでいる人はいませんか? もしかしたらその原因はその人の性格や思考に関連があるかもしれません。

まずは、人間関係をこじらせやすい人の特徴を5つ解説します。

(1)他人に依存しやすい

俗に言う「かまってちゃん」をイメージしてください。常に誰かと一緒にいたい、自分が困った時には助けてほしいなど、周囲に依存しがちな人は、人間関係をこじらせやすい傾向があります。

必要以上に頼られすぎると相手も疲れてしまい、そこからけんかなどのトラブルに発展してしまうのでしょう。

(2)他人を信頼していない

依存とは正反対で、他人を極端に当てにしないタイプも人間関係をこじらせる傾向があります。

基本的に誰も信頼していないので、何かあっても周囲に相談することは少ないでしょう。その結果、1人で抱えきれないほど問題が大きくなってから周りに飛び火し、迷惑を掛けてしまうことも。

自ら相談したり頼ったりしなかったことが原因にもかかわらず、「周りが助けてくれなった」と不満を持つ場合もあり、少々厄介なタイプといえるかもしれません。

(3)周りの目を気にしすぎている

人目を気にするのは悪いことではないのですが、度がすぎると人間関係に影響が出る可能性があります。これは自分への自信のなさが原因になっているでしょう。

例えば、周囲の反応に合わせて言動がコロコロ変わると、「一体この人の本心はどうなのだろう」という疑念を抱いてしまいますよね。

嫌われたくないという心理から周りに気を使いすぎてしまうのかもしれませんが、本音が見えないために十分な信頼関係が構築できず、人付き合いがうまくいかないということが考えられます。

(4)「べき論」思考

人間関係をこじらせやすい人は、「こうあるべき」「こうするべき」という、本人の中の信念や正義感を周囲に押し付けてしまう傾向があります。

このタイプは、人それぞれ価値観が異なることや状況によって判断が変わるというところまで考えが至らない人が多いでしょう。

その結果、「自分は正しいこと言っているのに」と周りに対して攻撃的になってしまい、トラブルに発展してしまうことがあるようです。

(5)他責思考

トラブルが起きた時に、原因は他人や環境にあると考えがちな人も、周囲との関係性をこじらせやすいでしょう。

このタイプは、たとえ自分に非があったとしてもそれを認めず、誰かのせいにすることが多いです。

その結果、責任感のない人という印象を抱かれ、周りから人が離れていってしまうことが考えられます。

人間関係を良くする方法

では、円満な人付き合いがしたいと思った時、自分自身にできることはあるのでしょうか? ここからは人間関係を良くするための方法について解説します。

すぐに結果が出るわけではありませんが、続けていくことで次第に周囲との関係性を改善していくことができるでしょう。

(1)自分の気持ちを言葉にする癖をつける

人間関係をこじらせがちな人は、自分の気持ちを上手に言葉にできていない可能性があります。意図しない形で相手に伝わってしまうために、関係がぎくしゃくすることが多いのかもしれません。

この場合は、何かが起きた時に自分がどのように感じたのかを言語化する癖をつけてみましょう。紙に書いたり、声に出したりして、気持ちを整理してみてください。

また、その際に誰かを傷つける可能性がある言葉がないかもチェックしましょう。

気持ちを上手に言語化することで、次第に周囲との関係性も良好になっていくはずです。

(2)自分の思考や行動の癖を知る

人付き合いでトラブルになりがちな人は、自分自身の思考や行動を振り返ってみるのがおすすめ。なぜ相手ともめてしまったのか、それに対してどのような言動を取ったのか、洗い出してみましょう。

そうすると、「相手の言い分を聞かず、自己主張ばかりしていた」など、いくつかの傾向に気づくことができるはず。自分に良くない点があったならそれを反省し、少しずつ改善できるように意識してみましょう。

自己分析が苦手な人は勇気を出して周りの人に聞いてみると、自身のことを客観視する機会にもつながりますよ。

(3)人間関係におけるトラブルを観察する

周囲で人間関係におけるトラブルが発生した時は、彼らの言動をこっそり観察して、その原因を分析してみるのも良いでしょう。

対人関係を客観視することで、発見できることがあるかもしれません。そこで見えた仮説から、自分自身の普段の言動を振り返ってみましょう。

(4)自分に自信をつける

人間関係をこじらせがちな人の中でも周囲の目を気にしすぎてしまう人は、自分に自信を持つことで、自然と他者との接し方が変わり、円滑なコミュニケーションができるようになっていくかもしれません。

家族や親しい友人と話をしたり、過去を振り返ったりして、自身の長所や成長にスポットライトを当ててみてはいかがでしょうか?

また、スキルアップに向けた勉強を始めるなどの自分磨きも、自信をつけるためには有効な方法ですよ。

良好な人間関係を築くためにはまず自分の言動を振り返ろう

人間関係をこじらせてしまうと、毎日がつらくなってしまいますよね。そんな時は、まず自身の言動を見直してみましょう。

自分が変われば周囲との関係性も次第に好転していくはず。周りの人と楽しく過ごす姿を想像して、できることから挑戦していきましょう。

(井口 藍)

※画像はイメージです

※この記事は2023年10月30日に公開されたものです

井口藍

下町に暮らすライター。愛する人と同じくらい、柴犬が好き。30代を折り返した今、これまでひととおり経験してきた酸いも甘いもをまとめて発信中。平日は働き者、休日は一歩も部屋を出ない日多数。趣味の読書は図書館で借りる&映画はサービスデーの節約派。

この著者の記事一覧 

SHARE