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余裕がない人の特徴や原因は? 対処法も紹介

井口藍

(1)時間に余裕を持つ

1日は24時間。それは誰しもに平等なものです。時間に余裕がなければ焦るのは当然のことなので、意識して時間の余裕を作り出す工夫をしてみましょう。

仕事でも家事でも、1日に取り組む量を減らしたり、今までやって当然だと考えてきた作業を見直したりするイメージです。

(2)計画を立ててから行動する

考える前に手を動かしがちなタイプなら、取り組む前に計画を立てるのも効果的な方法です。

どのくらいの時間をかけるか、どのような順番で進めるかなどを具体的に書き出してみましょう。

計画を立てるのが苦手な人は、他の人がどう進めているかを教えてもらったり、自分が立てた計画を見てもらったりするのもよいでしょう。

(3)完璧主義を手放す

周りから「頑張り屋」「真面目」と言われることが多いタイプなら、自分が描く理想や完璧さを求めすぎないようにしてください。

今望むものが本当に必要なレベルなのか見直しましょう。多くの場合、自分自身のこだわりや不安感が原因のはず。「まあいいか」とつぶやいて肩の力を抜く練習をしましょう。

(4)周りを頼る

1人で抱え込みやすい性格を変えてみるのも大切です。

「自分がやった方が早い」「周りの負担になると申し訳ない」という気持ちを減らしていきましょう。

いきなり頼ることに抵抗があるなら、最初は些細なことから人にお願いするのがおすすめです。少しずつ周りにお願いしたり任せたりするレベルを上げていき、無理なく頼れる人にシフトしてください。

(5)スキルアップする

実力不足による不安感や余裕のなさが原因なら、自分の中にある知識量やスキルを高めていくのも効果が見込めます。

必要性を感じることや興味があることを勉強するのもいいですし、資格取得を目指すのもいいでしょう。

「スキルアップのための時間がない!」と思うなら、転職など環境を変えることも検討してみてください。

(6)逆境に飛び込む

経験のなさを不安に感じたり、予定外のことに動揺しやすかったりするタイプなら、あえて逆境に飛び込んでみるのも手段の1つです。

逆境とは、新しいことや難しいことにチャレンジを求められる環境を指します。今までしたことがない経験を積めると同時に度胸もつき、不安が自信に変わっていくはずです。

(7)他人と比較しない

劣等感や自信のなさは思考や行動にブレーキをかけ、パフォーマンスを下げてしまいます。

「人は人、自分は自分」を合言葉に、人と比べる癖を手放してみましょう。

どうしても比べずにはいられないなら、思い切って相手を徹底的に観察してください。どう違うのか、なぜ違うのかを理解すれば、良さをまねて自分の成長につなげられるかもしれません。

(8)よく食べよく眠る

余裕がなくなると、寝食を十分に取れなくなり、体が弱ってさらに心に余裕がなくなっていきます。

深く考えなくていいので、まず三食しっかり摂り、睡眠時間を十分に確保しましょう。体力が精神的な余裕を生むこともあると理解してください。

休日にはデジタルデトックスをして、心を疲れさせることから遠ざかるのもいいでしょう。

(9)人生を楽しむ

何か我慢していることや諦めていることがあれば、積極的に取り組んでみてください。

思い当たるものがない時は、友達や家族の力を借りてもいいので探してみましょう。

趣味や恋愛、仕事など、どんなことでも自分が心から楽しめ、充実感を得られるものを1つ見つけてください。人生を楽しもうすると、自然と心に余裕が生まれていきますよ。

(10)自分を愛する

自分を一番大切に扱い、認めることができるのは自分です。自分を愛している人ほど、他人や社会に対して思いやりを発揮できます。

自分の良いところや好きなところが分からないという人は、家族や信頼できる相手に自分の長所を聞いてみてください。それが自分を認めるきっかけになるかもしれません。

余裕は自分で作り出すもの

余裕がないことには必ず理由があります。理由があるということは、改善できるということ。

誰しも日常生活の中で余裕を失ってしまうことはありますが、気持ちのゆとりは自分の考え方や行動を変えることで作り出せるもの。

小さな工夫を重ねて、余裕のある人を目指していきたいですね。

(井口 藍)

※画像はイメージです

※この記事は2023年10月26日に公開されたものです

井口藍

下町に暮らすライター。愛する人と同じくらい、柴犬が好き。30代を折り返した今、これまでひととおり経験してきた酸いも甘いもをまとめて発信中。平日は働き者、休日は一歩も部屋を出ない日多数。趣味の読書は図書館で借りる&映画はサービスデーの節約派。

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