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能天気な人の特徴とは? 「能天気」という言葉の意味についても解説

古川 えのき

周囲の能天気な人に対して、どのような印象を抱いていますか? 嫌い、羨ましい、イライラするなど人それぞれでしょう。今回は能天気な人の特徴と上手な付き合い方を解説します。

「あの子って能天気だよね」「能天気で羨ましい……」など、「能天気」とは日常でもよく聞くキーワードです。しかし、具体的にはどんな人のことを指すのでしょうか?

今回は、「能天気」という言葉の意味や能天気な人の特徴を解説します。また、彼らとの上手な付き合い方についても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「能天気」とは? 言葉の意味

「能天気」とは、あまり深く考えない様子や、悩みが少なく明るいさまを指します。言い換えると、「お気楽」「安直」「楽観的」ともいえるでしょう。

状況によっては、「考えが浅い人」「軽薄な人」といった、皮肉を込めた意味で使われる場合もあるようです。

世の中には、彼らの深く物事を考えない性格が気になってしまったり、イライラしたりしてしまう人もいるのでしょう。

能天気な人の特徴

前述した通り、「能天気」とは良い意味だけでなく、悪い意味で使われる場合もあるようです。

では、能天気だと言われる人にはどのような傾向があるのでしょうか? 性格や行動パターンなど代表的な8つの特徴を紹介します。

(1)困っても何とかなると思いがち

能天気な人は、困った時でも「きっと何とかなる」と考える人が多いでしょう。思いがけないトラブルが起きたり、ミスをしたりしても、彼らはあまり焦らないようです。

羨ましい性格ともいえますが、言い換えると自分でどうにかしようと思うことが少ないのかもしれません。

そのため、周囲から「真剣さが足りない」「無責任だ」と思われてしまうこともあるようです。

(2)楽観的でおおらか

能天気な人は楽観的でもあるため、常に明るくおおらかな性格をしている傾向があります。

小さなことにこだわったり、物事の白黒をはっきりさせようとしたりすることはあまりないでしょう。

そのため、細かいことが気になる人や曖昧なことを嫌う人は、能天気な人のことを少し頼りなく感じるかもしれません。

(3)マイペース

彼らは自分のペースを守ることを優先しがち。そのため、待ち合わせなどの約束にルーズな一面もあります。

周囲の人からしたら、こちらに合わせてくれなかったり、振り回されたりと、不満を抱くことがあるかもしれません。

(4)気持ちの切り替えが上手

能天気な人は基本的にポジティブなので、悲しいことや腹が立つことがあってもすぐに立ち直るでしょう。

また、周囲から怒られたり批判されたりしても、気持ちを切り替えるのがうまいため、ネガティブな感情を引きずることは少ないようです。

これは見習いたいポイントといえますね。

(5)ミスをしても深く反省しない

能天気な人の中には、自分がミスをしても、深く反省しない人も。

このタイプは、「タイミングが悪かったから」「運がなかったから」と、失敗した原因は自分ではないと考える傾向があるでしょう。そのため、改善しよう、ミスを繰り返さないようにしようと意識することは少ないようです。

その結果、同じ失敗ばかりして「あの人は反省していない」と周囲の人からネガティブな目で見られてしまうことも。

(6)面倒なことを後回しにしがち

能天気な人は自分のペースを大切にするので、面倒なことや気分が乗らないことはついつい後回しにしがち。あくせく働くのは性に合わないのかもしれません。

その結果、やらなくてはいけないことが山積みになり、締め切りの直前になって大慌することも。期日を守れず、周囲の人に迷惑を掛けてしまうこともあるでしょう。

(7)人をすぐに信用してしまう

能天気な人は物事を深く考えない一面があるので、他人を簡単に信じてしまいがちです。この世に悪意があるとはあまり考えないのかもしれません。

そのため、人によってはトラブルに巻き込まれることもあるでしょう。それでもいつも何とかなっているのは、持ち前の明るさと人を頼るのが上手な性格に助けられているのかもしれません。

(8)行動力がある

能天気な人は失敗を必要以上に引きずらない傾向があるので、チャレンジすることに恐れや不安を抱くことが少ないようです。

そのため、彼らは「失敗したらどうしよう……」と思う前にどんどん行動に移すでしょう。

リスクがあっても深く考えずに、まずはやってみるという精神を持っているので、時には大きな成功を収める人もいるかもしれません。

能天気な人にイライラした時の対処法

能天気な人は楽観的でマイペースなので、付き合っていく中でイライラしたり、困ったりする場面も出てくるかもしれません。

ここでは、彼らとの上手な付き合い方を紹介します。

(1)一緒に楽しめる仲間として付き合う

能天気な人は明るく楽観的な性格のため、ムードメーカーとして付き合うのが良いでしょう。

みんなでワイワイと騒ぎたい時や元気に楽しく盛り上がりたい時には、頼もしい友人になってくれるはずです。

相手の性格を理解して付き合い方を調整することで、能天気な人とも長続きする友人関係が築けるでしょう。

(2)約束や頼み事は慎重にお願いする

彼らはマイペースなため、時には頼んだことを後回しにされたり、約束の期日を守らなかったりすることもあるかもしれません。

そういったことが何度も続くようであればイライラしてしまうでしょう。この場合は、重大な約束や頼み事はあまり任せないようにするのが賢明です。

しかし、仕事上の関係で何かを依頼しなければならない時は、リマインドメールを送ったり、細かく進捗を確認したりすると良いでしょう。

(3)気持ちに余裕がある時に付き合う

つらい時や自分に余裕がない時には、能天気な人の言動にイライラしてしまうことがあるかもしれません。

不安でいっぱいの時に「そんなに考えすぎない方が良いよ」などとアドバイスされると、「気持ちを分かってくれない!」と相手を腹立たしく思ってしまうこともあるでしょう。

自分の気持ちが穏やかではない時は、能天気な人とは距離を置くことをおすすめします。

能天気な人の良い面を取り入れつつ上手に付き合おう

能天気という言葉は、人を褒める時に使うこともあれば、皮肉を込めて言う場合もあり、人によって評価が分かれる表現といえるでしょう。

彼らの楽観的な性格は長所にもなりますが、時にはそのマイペースさで周囲をイライラさせてしまうことも。

能天気な人のポジティブな面は見習いながら、自分が振り回されないように適度な距離を取って上手に付き合うと良いでしょう。

(古川 えのき)

※画像はイメージです

※この記事は2023年10月16日に公開されたものです

古川 えのき

人生で選んではいけない選択肢ばかり選び続け、どん底の人生を歩む。その後、30代で知り合った彼氏(現旦那)から教わった食事療法、心理療法、運動習慣などを実践して人生が好転する。心と体が調和し、現在スピリチュアルにも目覚める。

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