【Ep.1-3】バチェラーを青田買い!? 強キャラ女性陣の今後を大予想
8月3日(木)夜10時より配信開始される大人気恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』シーズン5。『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2の参加を経て、今回バチェラーとして旅に出る長谷川惠一さんは誰を選ぶのか? 今までのバチェラー像を覆す、過去に例を見ないタイプのバチェラーの恋の行く末を、今回もシリーズの大ファンであるコラムニスト・やまとなでし子さんが考察します!
※このコラムは『バチェラー・ジャパン』シーズン5 エピソード1〜3のネタバレを含みます。
新境地、ポテンシャル採用バチェラー
待ちに待った待望のシーズン5! 今回のバチェラーは、『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2で惜しくもラストローズを受け取ることができなかった長谷川惠一さん。公式紹介動画では、「恋に奥手で車は所有せず徒歩移動」「居酒屋でチキン死ぬほど食ってる」「恋に奥手で告白に3時間かかる」ことなどをアピールされ、バチェラー特有の爆モテ感、クラス感みたいなものが一切打ち出されず、「非常によく食う一般男性」としての一面しか見えず、バチェラーの定義とは? とファンをざわつかせました。
現在バスケットボール選手はお休みし、フィットネスの分野で起業したばかり。バチェラーの大切な要素の一つである、財力はいかほど? と言う大きな疑問は残しつつ、起業が成功し、これから莫大な財を築く可能性を大いに秘めたポテンシャルバチェラーということでしょう。ポテンシャル採用なら新卒採用と同じシステムですね。一般男性を卒業し、バチェラー界へ新卒入界となった、長谷川さんを見守っていきましょう。
殺傷能力バチクソ高いおにぎりにピスタチオ憑依女子
バチェラー青田買いレースに参戦するのは16人の美女たち。今回も見どころの自己アピールは様々。元建設会社 広報の酒やけボイス・西山真央さんは、地元大分の鶏めしおにぎりを3合はありそうなデカさで握って登場。
あのデカさで形が崩れないということは相当硬く握りしめられているはず。加えて、「タワマン高層階は気圧が低くて米が炊けない」とタワマン文学でギャグとして揶揄されていましたが、メキシコはそれを遥かに凌駕する高地。海外で手に入る一般的な圧力なし炊飯器や土鍋炊飯では芯が残りまくったクソまず米や、べちゃ米が炊き上がる、米炊きハードモードの地です。
日本から圧力式炊飯器を持参していない場合、あのおにぎりは米自体の芯と、あの形を維持、形成するための圧が組み合わさって、下手したら殺傷能力がそこそこあるレベルで、鈍器となり得るほどの相当の硬度を秘めている可能性があります。しかも炊き込みご飯って特に崩れやすいので、そうっっとう固く握りしめられているはずです。しかし、紹介動画でドデカチキン5個を余裕で食う惠一ですから、それを感じさせない食いっぷりでしたね。
フードアドバイザー・周典さんはちょいちょい芸人のピスタチオが憑依します。解散したと思っていたのに、ここにいたのかピスタチオ……久しぶり。
普通に話してる合間合間もサブリミナルのように一瞬白目になるし、時には「うぇ〜い」と小島よしおまで憑依。K-POPでいうチッケム(個人カメラ)回して置いて欲しいくらい、見ていて飽きさせません。
現世に降り立ったディズニープリンセス、呉服店勤務・輿水りささんはお顔はプリンセスそのものなのに、表情は同じディズニーでもピクサーアニメのような激しい喜怒哀楽っぷりでこちらも見ていて飽きない!
輿水さんのディズニーの世界線と周さんのコント芸人の世界線が同じ画面にまとめてぶちこまれる、闇鍋感あるこのカオスもたまりません! これぞさまざまな個性が集まるバチェラーの醍醐味!
今回はそれぞれのキャラが結構立っていて、メンバーの顔をいつもより覚えやすい気がします。
導く女と追わせる女と無にさせる女
そんな中、相対的なのがメイク講師・竹下理恵さんと、常時涙で水分を体から排出しておりOS-1を差し入れしたくなる飲食店経営・大内悠里さん。
竹下さんはいい意味で気が強く、計算高い。しっかりしていて意見がはっきりしています。惠一に対しても、積極的に嫌味なくリードし、全ての対応にそつがない。普通の恋愛だったら、そのまま気持ちを絡め取られ、気づけば付き合っていた、という状況に持ち込まれていそうなほど色々テクニカル。あまり敵にまわしたくないタイプです。
一方大内さんはとにかく素直で自分の感情や考えがそのままダダ漏れている感じ。アピールのために話を盛ったり、好かれるために距離を無理に詰めたりはしません。心が追いつくまでは、恋愛的なアプローチをすることもせず、まずは相手を知ろうと、自分の心のままに従っている印象。そして、逆にこの距離感が、長谷川さんの追っかけスイッチを押したよう。
また、そんな大内さんのまっすぐで嘘のない性格が女子達の信頼を集めている理由なのでしょう。周りを蹴落としたり、惑わせたりなんて到底しそうもありません。だからみんなも応援するし、安心して大内さんの話に耳を傾け、彼女の言葉を信頼しているのではないかと思います。
そしてもう一人気になるのが西山さん。彼女といると気を使わない、と長谷川さんも言っていましたが、早くも心を許して自然体でいられるって、かなりのアドバンテージ。
導く竹下と追わせる大内、無にさせる西山。恋愛面でそれぞれキャラが立っている編集がされている、この3人の動向が気になります。
わかりやすすぎて1軍と2軍が明確
告白に3時間かかると言っていたほど煮え切らない男、惠一。まだ誰にするか、気持ちははっきりと固まっていなさそうです。
あらゆる女子に「最初から好みだった」「好きになりかけてる」と伝えていて、目の前の子に都度都度気持ち持ってかれてる感じがします。このセリフを女子メンバーでシェアされたら「私も言われた!」とか、一燃えしそうです。
とはいえ、そんな中でもすでに女子が1軍と2軍にはっきり分けられている感じがありますよね。1軍は鈍器おにぎり職人・西山さん、涙腺崩壊飲食店経営・大内さん、肉食メイク講師・竹下さん、カードを胸ポケットに入れることまで想定してサイズを選んだデキ秘書・尾﨑真衣さん、事前動画でカメムシとセミを助けた話をしていたので、後日虫たちが家に訪ねてきて反物を織ってくれるであろう、虫の恩返しカフェ店長・鈴木光さん。
それ以外は落ちるのが確定していて、ただの順番待ちの消化試合に見えます。この5名に絞られてからがやっとドキドキハラハラが始まりそうです。
1軍女子の共通点って、会話をリードしてくれるというか、最初から距離をグッと縮めてフランクに話すのが得意なタイプが多い。そういう意味でも、「自分は口下手だから、話してくれるのが好き」という好みが出ているように思います。
3話で混浴したら、この後何しちゃうの?
バチェラーの見どころの一つといえば混浴シーン。ジャグジーや温泉など、割と中盤でバチェラーのお気に入り女子が呼ばれる印象ですが、今回はすでに3話で竹下さんとマッドバスって結構早くないですか? シーズン4の黄さんが、あいさつばりのキスラッシュなど、過激演出ハードルを引き下げてくれたし、もしかしてこの後、風呂を超えるふれあいドキドキイベントが待ってる……ってコト!? エッ? 尻相撲とか……ワ……(偏差値0)
それと、今回の女子たち、ばちばち感が少ないですね。普段なら荒れるサプライズローズやツーショットデートなどへの嫉妬心がなくないですか? 輿水劇場のあの感じが今までの伝統的なバチェラー女子リアクションなんですが。
「あの子はいい女だから」と讃えたり、お互いを尊重したりしているように見えます。または、まだ長谷川さんへの気持ちがそこまで育ってないから、嫉妬もしないのか……?
ファーストローズをもらったにも関わらず、放置され続けている鈴木さんの今後の動向も気になります。
バチェラーの裏で繰り広げられるフードファイト
食べ物を残さないポリシーの長谷川さんにとっては、西山さんの出会って5秒で即3合おにぎりや、周さんの和食を食ったその足で挑む、竹下さんのカレー攻め朝食ラッシュなど、ひっそりと裏フードファイトも開催されている今回のバチェラー。供給された食事をひたすら食ってるだけをまとめた、己の胃袋と戦う惠一のスピンオフもお願いします!
次回はどんなドラマが巻き起こるのか、楽しみに待ちましょう!
(やまとなでし子)
『バチェラー・ジャパン』シーズン5概要
タイトル:『バチェラー・ジャパン』シーズン5
配信開始日:2023年8月3日(木) 22時より独占配信開始
番組URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BZZC8CKV
予告編URL:https://youtu.be/rj6LikEIFlY
※配信内容・スケジュールは予告なく変更になる場合がございます。
話数:本編10話
(C)2023 Warner Bros. International Television Production Limited
※この記事は2023年08月08日に公開されたものです