一人で抱えがちな不安や悩みに寄り添う「おりものガイドブック」無料配布!
小林製薬の「サラサーティ」は、特に「おりもの」にまつわる身体の不安や悩み、疑問が多い若者に向けて、おりものシート付きガイドブック「『My Body,My Self.』を制作。9月に原宿にて開催される期間限定イベントにて3,000部、無料配布を予定しています。
若者がカラダと向き合うきっかけへ。
おりものシート付きガイドブック『My Body,My Self.』は、カラダや性にまつわる「しかたない」を可視化し、より風通しのよい社会に向けたアクションを展開するソーシャルプロジェクト「#しかたなくない」とのコラボレーションによって実現。
「カラダのこと、わからないのは #しかたなくない」を合言葉に、一人で不安や悩みを抱えこんでしまいがちな「おりもの」への理解を深めてもらうことで、かけがえのない自分自身の身体と向き合い、大切な人と分かり合う機会を届けることを目指しています。
おりものは、不快でよくわからないもの?
日本初の“おりものシート”「サラサーティ」は、発売から35年間おりものについて向き合ってきました。
「おりもの」は子宮、膣、汗腺からの分泌物が混じり合った粘性の液体で、量や頻度は人によるものの、基本的には生理中以外の期間、初経よりも前から始まり、閉経後もしばらく続く身近な現象です。
しかし、下着の汚れやベタベタした感覚、ムレ、ニオイなど、様々な女性の悩みを生み出す原因にもなっています。
同社の調査では、「おりものの量やにおい、気になりますか?」という質問に対して、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した人は全体の31.8%、特に10-20代(18歳以上)の若者世代では47.5%と半数近くに至りました。
また、デリケートゾーンに関して気になる症状については、においに次いで、10-20代(18歳以上)の49.3%が「おりもの」と回答しています。
しかし、「生理」については、学校教育でも教えられ、オープンに語れるムードが徐々に生まれてきましたが、生理以上に身近な現象である「おりもの」についての悩みや、正しいケアの方法などが語られることは、いまだほとんどありません。
女性特有の悩みについて、全体の53.5%が「情報収集はしない」と回答。つらいと感じることで一番多かったのは症状自体ではなく、ケアする方法が分からないことであることも明らかになりました。
おりものを正しく知ることが、カラダと向き合う機会に。
このような「おりもの」を取り巻く状況がある一方で、実は「おりもの」は身体の調子を知らせてくれる大切なサイン。
不快でめんどくさいものだけど、正しくおりものについて理解してもらうことで、かけがえのない自分自身の身体と向き合い、大切な人と分かり合う機会を届けるために、「サラサーティ」の35周年という節目に若者向けのガイドブックを制作することになりました。
Twitterにて不安や悩み、疑問を募集。
おりものガイド「My Body,My Self.」のメッセージは、「このカラダと、生きていく」。
おりものにまつわる基礎知識だけでなく、若者を中心に、不安や悩み、疑問などリアルな声に耳を傾けながら、それらを可視化し、応えていく制作プロセスを大切にしています。
一人で不安や悩みを抱えてしまいがちなおりものだからこそ、一人ひとりの心を解きほぐし、身体の味方であるおりものについて理解を深めてもらうことで、かけがえのない身体と上手に付き合うためのヒントやアドバイスを届けます。
また、7月5日よりサラサーティ公式Twitterでも、おりものやカラダに関して日頃感じる疑問や漠然とした不安、過去に悩んだことを募集。寄せられたコメントのいくつかを、回答と共に掲載しています。
ガイドブックはソーシャルプロジェクト「#しかたなくない」との共同開発。編集には『ヒップな生活革命』『WEの市民革命』等の著書で知られる佐久間裕美子氏率いるsakumag collectiveを迎え、おりものにまつわるパーソナルな体験談や読者に向けたメッセージまで、1冊に詰め込めこんでいます。
また、巻末には、長年女性のおりものと向き合ってきた「サラサーティ」からのギフトとして、おりものシートを付録。これまでおりものシートを使う機会がなかった人への新しい選択肢を作っています。
BOOKは9月に配布
ガイドブックは8月末に完成。一人でも多くの人に届けるべく、まずは9月1日から5日まで、原宿の期間限定ストアにて3,000部を無料配布予定。手に取った人が、自分の身体について正しい知識をつけられるよう、また少しでもおりものや身体に関する疑問が解消できることを願っています。
同社では、「『サラサーティ』はガイドブックの制作を機に、『このカラダと、生きていく』というメッセージを、今後も様々な形で具現化してまいります」とコメントしています。
「#しかたなくない」公式サイト:https://shikatanakunai.com
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※この記事は2023年07月13日に公開されたものです