気温29度の日の服装は？　最高気温・最低気温別のおすすめコーデ

29度は、夏本番の時期だけでなく残暑にも観測される気温です。そんな暑い時期に最適なのはどういう服装なのでしょうか。

今回は、気温29度の日におすすめしたいコーディネートを紹介していきます。

29度の基本情報と服装のポイント

まずは、真夏日一歩手前の29度まで気温が上がる時期の基本的な情報と服装のポイントを見ていきましょう。

気温29度になる時期はいつ？

最高気温が29度になるのは、主に夏と秋です。東京では7月上旬や9月の上旬が目安。

また、1年でもっとも暑い時期である8月には、1日の平均気温が29度を観測します。

服装のポイント

気温29度の時期は、基本的に半袖やノースリーブのトップスで1日過ごせます。

晴れて日差しが強い日も多いので、熱を吸収しやすい濃い色よりも明るく薄い色の服を選ぶといいでしょう。

また、汗が乾きやすいように、通気性の良い素材の服やゆったりとしたシルエットの服を選ぶと、暑い日も快適に過ごせます。

ただし、気温が高いと屋内の冷房が強くなるので、屋内で長い時間過ごす場合は冷房対策が必須です。

【夏】最高気温29度のときにおすすめの服装は？

ここからは季節別に、最高気温29度のときにおすすめの服装を見ていきます。

気温と季節を意識して、カジュアルコーデ・きれいめコーデ・シンプルコーデの3つのタイプをピックアップ。服装選びが難しい……と感じている人はぜひ参考にしてみてください。

カジュアルコーデの場合

気温が29度まで上がる時期は、1枚でおしゃれに決まって気軽に洗えるTシャツが大活躍します。

体にフィットしすぎない、ゆったりとしたシルエットのTシャツは、風を通すので暑い日にちょうどいいですね。ボトムも同様に、タイトすぎないシルエットのものがおすすめです。

足首が少し出ると、涼しげに見えます。クロップド丈のパンツやフルレングスのパンツの裾をロールアップして、軽やかに着こなしましょう。

きれいめコーデの場合

1着でコーデが完成する半袖のワンピースがあれば、暑い日も簡単にきれいめコーデが作れます。

華やかさのあるワンピースなら、サラッと着るだけでも手抜きに見えません。屋内での冷房や夜の肌寒さが気になる場合は、薄手のストールやジャケットがあるといいですね。

バッグや靴、アクセサリーなどの小物できちんと感をアップさせて、夏の日のお出かけにふさわしいコーディネートに仕上げましょう。

シンプルコーデの場合

暑い時期はあれこれと重ねずシンプルに、トップスとボトムのワンツーコーデが涼しくていいですね。

フリルやギャザーが施されたトップスや、色柄にインパクトのあるボトムを使うことで、シンプルでも地味にならないコーディネートが作れます。

朝晩の気温の変化には、リネン素材のシャツや薄手のカーディガンで対応しましょう。

【秋】最高気温29度のときにおすすめの服装は？

残暑厳しい初秋、どんな服装がしっくりくるのか見ていきましょう。

カジュアルコーデの場合

盛夏も過ぎて秋が近いとはいえまだまだ残暑が続くこの時期は、秋色夏素材の服で季節感を出すのがおすすめです。

真っ白なTシャツではなく暗めの色のTシャツを合わせて秋らしさを出しましょう。

短めの袖で腕を出すことで、暑苦しく見えるのを回避。

夕方になると少し涼しくなってくるので、上に羽織るシャツを持っておくといいですね。

きれいめコーデの場合

初秋のきれいめコーデに使えるのは、シンプルなサマーニット。半袖よりも少し袖が長いだけで、真夏っぽさが軽減して秋らしく見えます。

Tシャツよりもきちんと感のあるサマーニットは、この時期のきれいめコーデに最適です。

軽くふんわりとした生地のスカートと合わせたら、さりげなく秋を感じさせるおしゃれなコーディネートが完成します。

シンプルコーデの場合

気温がまだ高く、本格的な秋服には早いですが、真夏っぽい服装は避けたいこの時期。

オフホワイトとベージュのワントーンでまとめたシンプルコーデは、夏の延長に見えないようにベージュの配分を増やすと秋の気配を感じる着こなしになります。

足首まで隠れるフルレングスのパンツや羽織ったシャツで肌見せをコントロールして、残暑に合うコーディネートを意識しましょう。

気温や季節に合った涼しげな着こなしを意識して

気温29度の時期は、夏らしい涼しげな服装が最適です。

盛夏と晩夏、初秋という季節の違いを意識した服装選びで、暑い時期もおしゃれ心を忘れずにいたいですね。

（文：ななこ／イラスト：コシカワ ミキ）

※記事内に記載している気温は気象庁の気象データ（2013～2022年）から算出

※この記事は2023年07月04日に公開されたものです