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古希のお祝いはしない方がいい? その理由とNGなプレゼントを解説

紅たき(占い師・コラムニスト)

古希のお祝いにするといいこと

では、古希にやると良いこととは何なのでしょうか。

(1)紫色の物をプレゼントする

古希祝いの定番は、紫色の物をプレゼントすることです。前述したように、古希の年は厄年であり、紫色の物が魔除けになると考えられているからです。

昔ながらの定番は紫色のちゃんちゃんこですが、今は嫌がる人がいるかもしれません。本人にとって使い勝手のいい物や好きな物を贈るのがおすすめです。例えば、以下のような物がいいのではないでしょうか。

・マフラー
・手袋
・グラス
・湯のみ茶碗
・ご飯茶碗
・お花

(2)みんなで会食をする

本人が「古希のお祝いをされたくない」と思っている場合は別ですが、そうでないようなら親族で集まり、お祝いの食事会を開くのもおすすめ。

親族が集まることはなかなかありませんから、いい思い出になるはずです。

会食では、特に「これを食べるべき」という決まりはありません。お祝いされる本人が好きな物にするといいでしょう。

古希以外の長寿祝い

古希のお祝いをしないとしても、長寿のお祝いは他にもあります。以下に節目となる長寿祝いをいくつか紹介します。

(1)喜寿(きじゅ)……77歳

「喜」の草書体「㐂」(七を3つ重ねた形)が「七十七」と読めることから、77歳は「喜寿」と呼ばれています。

(2)傘寿(さんじゅ)……80歳

「傘寿」とは80歳のこと。「傘」の略字「仐」が八と十を重ねた形に見え、「八十」と読めることに由来します。

(3)米寿(べいじゅ)……88歳

「米」の字を分解すると「八十八」と読めることから、88歳は「米寿」と呼ばれています。

(4)卒寿(そつじゅ)……90歳

90歳を祝う、卒寿祝い。「卒」の略字「卆」が「九十」と読めることから、「卒寿」と呼ばれるようになったと考えられています。

古希のお祝いをしない方がいいかは本人次第

世の中には「古希のお祝いはしない方がいい」とする説があります。しかし、古希のお祝いはしても構いません。大事なのは本人の意向です。

本人が「早死にする」とか「年寄り扱いされたくない」とか「厄年なのに祝われたくない」などと気にするのであれば、無理に祝う必要はありません。

逆に、本人が嫌がっていないなら、お祝いしてあげるといい思い出になるはずです。

現代では、70歳はそれほど高齢だとは思われなくなりました。長寿祝いである古希のお祝いをするのに違和感を抱く人もいると考えられます。

しかし、「これからも長生きしてもらいたい」という願いを込めて古希のお祝いをするのは、何ら悪いことではありません。

古希祝いのタイミングで親戚や自分とゆかりのある人たちと会えるだけでも、喜ぶ人は多いのではないでしょうか。

(紅たき)

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※画像はイメージです

※この記事は2023年06月16日に公開されたものです

紅たき(占い師・コラムニスト) (占い師)

占い師・コラムニスト。広告制作会社のコピーライター、呉服店勤務、エステティシャン、英国式リフレクソロジストを経て、占いの道に入る。西洋占星術での鑑定歴12年。複数の人気サイトで、占いコラムを執筆中。著書に、『陰毛をぬく男』(TIAOBooks)、サイコロジー診断ラボのメンバーとして携わった『危ない心理テスト』(河出書房新社)がある。

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https://kurenai-taki.info/

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