【Ep.10】いびつな太陽LINEデートと年下男子の大人化作戦
ABEMAの大人気番組『オオカミには騙されない』シリーズ新作『花束とオオカミちゃんには騙されない』が2023年3月からスタート! 初回から前シーズンを追いかけてきた『オオカミ』ファンのライター・菜本かなさんが、毎週の配信話を追いながらガチ考察していきます。果たして、オオカミちゃんは誰?
※このコラムは『花束とオオカミちゃんには騙されない』第10話までのネタバレを含みます。
いびつな太陽LINEデートの行方は?
おみがちせを誘った太陽LINEデートに、マテウス&みづきが参戦するというなんともいびつな状況……。マテウスは、「おみと話したくて来た」と言っていたけれど、本当はみづきが参加するかも? と思ったんじゃないかな。
ただ、このデートによりマテウス×みづきの関係性がはっきりしたから良かった!
みづきはこれまで、マテウスのことを“いちばん”と言っておきながら、いまいち釣れない態度を取っていたんですよね。でも、マテウスがほかの女子を誘うところを想像したら、めちゃくちゃ嫌だったようで!
「これって確実に好きなやつじゃん!?」とマテウス応援隊の私は湧きました。めちゃくちゃ好き! ってわけじゃないけど、自分のそばからいなくなることを想像すると悲しくなる。そんな恋の始まりもありますもんね。
「やっぱ、マテちゃんだわ」というみづきの告白も、最高にかわいかった! ただ、この言葉を素直に信じられないのが、『オオカミ』シリーズのしんどいところ。もうすぐ最終告白が迫っているし、ここらへんで手を打とうとした(?)と考えると、辻褄が合うんですよ。マテウス本人も言っていたけれど、みづきからは申し訳ないオーラが出ている気がする。
そして、一方のおみ×ちせはというと……。やっぱり、ちせはおみに乗り気じゃないんですよね。この釣れない対応は、オオカミだからなのか? それとも、とうたろうに未練があるからなのか? どちらか分からないけれど、とりあえずピンとこない部分があるんだと思う。
そんな相手から、「心の支えにしてほしいの」「ちせが元気なら、それで俺も元気!」なんて言われたらね、心が痛みますよね……。しかも、ちせがオオカミだとしたら、好きになる相手ではなく、“騙す相手”を決めなければならない。みづきと同じく、申し訳なさが全面に出ている感じがするちせは、怪しいなと疑ってしまいます。
かわいすぎる……! 年下男子の大人化作戦
メンバー間でもオオカミちゃん候補の筆頭となっているちせ&みづきが太陽LINEデートに参加している時、アトリエではりゅうたろうの大人化作戦が繰り広げられていました。
「くれは」呼びする練習をしたり、大人っぽく見せるために髪型を変えてみたり……さすがにかわいすぎやしませんか? なんかもう、りゅうたろうが出てくるとオオカミが潜んでいることを忘れてしまう! 毎回、「かわいすぎだろ!」とツッコミながら観ております。
そして、そんなりゅうたろうにラブビームを送られているのがくれは。今まで煮え切らない感じがあったから、「もしかしてオオカミ?」と疑っていたけど、前回の太陽LINEデートを経て、吹っ切れた感じがしません? 年齢差を気にしていることを正直に言えてスッキリしたのかなぁ。
たしかに、22歳のくれはが17歳のりゅうたろうとの年の差を気にする気持ちは、めちゃくちゃ分かります。私もくれはの立場だったら、「好きだけど、でも……」ってなる気がする。きっと、踏み込むのを躊躇してしまうだろうなって。
そんなくれはの不安を払拭したのが、りゅうたろうだったんですよね。年齢は5個下だけど、そんなことを気にならなくなるほどに愛してくれているのが伝わったんだと思う。それが、「りゅうくん大スキ」という告白につながったんだろうな。ひとつの壁を乗り越えた“りゅうくれ”は、このまま突き進んでほしい!
第10話のオオカミ予想は……?
「ちせ」
「みづき」
前回と同じく、やっぱりこの二人は怪しい! 男子メンバーからも疑いの声が多く上がっていました。「あの二人って、申し訳なさがある」って。
ただ、ちせもみづきも想われている側だから、想いに答えなきゃ……という点で申し訳なさを感じている可能性もありますが。それでも、挙げるとしたらやっぱりこの二人かなぁって。
そして、序盤はオオカミちゃんっぽかったなぎさは、白な気がします。焦りが見えないというか。ただただとうたろうのことが好き! って感じがする。もしもオオカミちゃんだったら、もっととうたろうに積極的にアピールするんじゃないかな? 待てる余裕があるのは、オオカミちゃんじゃないからこそ?
一番なさそうだなと思うのはかりんですが、これでオオカミちゃんだったら面白いですよね……。果たしてオオカミちゃんは誰なのか! ラストスパートにかけて、考察もさらに面白くなっていきそうです。
(菜本かな)
※この記事は2023年05月11日に公開されたものです