「早速ですが」の使い方とは? 意味や言い換え表現・注意点を解説
「早速ですが」を使う時の注意点
「早速ですが」は、会議などの冒頭にスムーズに本題に入る時に便利な表現です。しかし、使う時に注意すべきことがいくつかあります。ビジネスマナーとして覚えておきましょう。
(1)メールの文面では使わない
「早速ですが」は話し言葉でも書き言葉でも使える表現ですが、書き言葉といってもビジネスメールでは使わないようにしましょう。
ビジネスメールは元々、時候の挨拶などを省いて伝えたいことを簡潔に書くものとされており、すぐに本題に入れば良いと考えられているからです。前置きのニュアンスがある「早速ですが」は用いず、内容を簡潔にまとめましょう。
(2)「早速ですが」を繰り返し使わない
会議で「早速ですが」を使うのは、冒頭の1回のみに留めるのが自然です。何度も使うとしつこい印象になってしまいますので注意してください。
途中で話題を切り替える時や、最後のまとめをする時には、「さて」や「それでは」といった表現で言い換えるようにしましょう。
▶次のページでは、「早速ですが」の言い換え表現を解説します。