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「ご面倒をおかけしますが」は目上の人に使える? ビジネスでの使い方や言い換え表現を紹介(例文つき)

にほんご倶楽部

「ご面倒をおかけしますが」の言い換え表現

「ご面倒をおかけしますが」の言い換え表現としては、下記のような文言があります。

(1)「お手数をおかけいたしますが」

「手数」には「他人のためにことさらにかける手間(出典:『デジタル大辞泉』小学館)」という意味があります。

つまり「お手数をおかけいたしますが」は「手間をかけさせてしまいますが」というニュアンスを持ち、「ご面倒をおかけしますが」とほぼ同義といえるでしょう。

(2)「ご迷惑をおかけいたします」

言葉の通り、相手へ迷惑をかけてしまった時に謝罪の気持ちを伝えるフレーズです。

こちらの都合で相手に必要以上の業務をさせてしまった際などに、「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」などと表現できます。

(3)「ご足労をおかけいたします」

これは、相手がどこかへ足を運んでくれた時に使える表現です。

例えば、取引先に自社まで来てもらう際に「ご足労をおかけして恐縮ですが、よろしくお願いいたします」などと表現できます。

「ご面倒をおかけしますが」は感謝や謝罪を伝える言葉

「ご面倒をおかけしますが」は、目上の相手に何かを依頼する際に使える表現です。

「ご面倒をおかけしますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします」などとクッション言葉として使えば、相手が手間をかけてくれることへの感謝や謝罪の気持ちが伝わるでしょう。

本記事を参考に言い換え表現なども適切に織り交ぜながら、ビジネスシーンでのコミュニケーションに役立ててみてください。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年01月13日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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