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「引き続きよろしくお願いいたします」の意味は? 正しい使い方と言い換え表現

にほんご倶楽部

「引き続きよろしくお願いいたします」の言い換え表現

「引き続きよろしくお願いいたします」はとても便利なフレーズですが、こればかり使ってしまうのも考えものですよね。言い回しがワンパターンだと、気持ちを込めず定型文として使っていることが伝わってしまいます。

そこで、似たような意味で使える言い換え表現をいくつか紹介します。こちらも参考にしてみてください。

(1)「引き続きよろしくお願い申し上げます」

「いたします」の代わりに「申し上げます」を使うこともできます。このように変えることによって、より丁寧な印象を与える表現になるでしょう。

「引き続きよろしくお願い申し上げます」は、話し言葉でも書き言葉でも使えますが、前者においては、丁寧すぎて不自然な印象になることがあるかもしれません。

口頭なのか、メールや手紙などの書面なのかで、言葉を選んでみるのもいいでしょう。

(2)「今後ともよろしくお願いいたします」

「引き続き」の代わりに「今後とも」を使ったのがこちらのフレーズです。

似た表現ですが、「引き続き」の方は「今現在進行中のこの取引がこのあとも継続していくので、その取引について、よろしくお願いします」というニュアンスであるのに対し、「今後とも」の方は「今の取引はいったん終わりますが、また別の取引がこのあとも続いていくので、よろしくお願いします」というニュアンスに伝わるかもしれません。

定型的に言葉を使うのではなく、状況や相手のことを考えながら言葉を選ぶことは好印象なコミュニケーションにつながります。

「引き続きよろしくお願いいたします」で良好な関係を築こう

ビジネスの場で非常によく聞く「引き続きよろしくお願いいたします」というフレーズ。

これは、「これからも良好な関係を築いていきたい」「このあとの取引もお互いに気持ちよく続けていきたい」という気持ちが込められた言葉です。

取引先、上司・同僚など、幅広い相手に対して使うことができ、口頭でもメールでも同じように使えるので、非常に便利な表現だと言えます。

今後も関係が続いていく相手や、「これからもお仕事を続けたいな」と思う相手に対して、その気持ちを伝えるために使ってみてはいかがでしょうか。人間関係や仕事を円滑に進めるための、心強い助けになってくれるでしょう。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2022年11月10日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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