「精進してまいります」の意味は? 正しい使い方を例文で解説
「精進してまいります」の言い換え表現
「精進してまいります」という言葉は、いくつかの言葉で言い換えられます。使う相手や関係性、シーンに応じて使い分けましょう。
(1)「邁進してまいります」
「邁進」は「まいしん」と読み、次のような意味があります。
邁進(まいしん) の意味
[名](スル)
恐れることなく突き進むこと。「学問に―する」「勇往―」出典:『デジタル大辞泉』(小学館)
邁進も、1つのことに一生懸命突き進む様子を表す言葉です。「精進してまいります」と同じように年賀状やあいさつで使われることもあり、自分のやる気や前向きな気持ちを表現する時にぴったりの言葉です。
言葉にまつわる記事を多く執筆してきたumiさんに、「精進」の言葉の意味や使い方について教えてもらいます。
(2)「励みます」
「精進してまいります」という言葉は口頭で使っても問題ありませんが、「少し堅苦しいな」と感じる時は「励みます」に言い換えると良いでしょう。
「今後も一層業務に励んでまいります」という使い方をすれば、ビジネスシーンでも違和感がありません。
「励みます」も社内・社外問わず使用できる言葉です。
(3)「努力してまいります」
年の近い先輩など、近しい相手に使う時は「努力してまいります」という言葉にも言い換えられます。
「精進してまいります」に比べるとややカジュアルな表現ではありますが、普段から親しい間柄であれば、むしろ自分の気持ちがストレートに伝わるかもしれません。
使うシーンや相手との関係性に応じて使い分けましょう。
「精進してまいります」で前向きさをアピールしよう
「精進してまいります」は、一生懸命に頑張る気持ちやひたむきな姿勢をアピールできる言葉です。
普段過ごしている中で、改めて自分のやる気や意欲を伝える機会は少ないかもしれません。しかし、メールやあいさつの締めの言葉として「精進してまいります」という言葉を入れるだけで、相手に自分の熱意が伝えられます。
口頭でも使える言葉ですので、ぜひビジネスシーンで活用してみましょう。
(にほんご倶楽部)
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※この記事は2022年11月09日に公開されたものです