就活・転職に有利? 「女性が取ってよかった資格ランキング」
リロードマインドが運営する、イメージに合った資格・通信講座が見つかるメディアサイト「資格マインドマガジン」はこのほど、資格の取得経験がある女性を対象に「取得して良かったと感じる資格」のアンケート調査(2022年9月)を実施しました。
ランキング1位は「日商簿記検定」
1位(27人):日商簿記検定
2位(13人):保育士/秘書検定
4位(12人):宅地建物取引士/看護師
6位(10人):介護福祉士
7位(7人):MOS
8位(6人):登録販売者/普通自動車第一種運転免許
10位(5人):カラーコーディネーター/FP/医療事務
250人のアンケート調査の結果では、第1位が「日商簿記検定」(27人)、次いで2位が、同数で「保育士」と「秘書検定」(各13人)という結果になりました。
「日商簿記検定」を取得して良かったと回答する声の大半は「再就職や就職活動でのアピール」「事務職や経理で実践できる」と、再現性の高いスキルを習得できることでした。
他にも日常生活で「節約・お金の管理」をする上で必要なスキルと、自分ごととして資格を活かせるポイントにメリットを感じる声が多くなっています。
国家資格としては「保育士」が第2位にランクイン
国家資格の中では「保育士」が最も多く、第2位(13人)の結果となりました。
「保育士」は、産休・育休後の職場復帰としても就職活動でアピールしやすいと回答する声が多い一方で、子育てをする上でも必要なスキルを身に付けられたと日常生活での実践が挙げられています。
自宅・家族で過ごす時間が増え、子どもとの適切なコミュニケーションを取る上で、「保育士」の勉強で学んだ内容が活かされていると予想できます。
秘書検定でビジネスマナーを求める声も
民間資格では、「保育士」と同率2位の「秘書検定」が最多となりました。
「秘書検定」は「正しいビジネスマナーを学べたから」と、独学では学びにくい社会人としてのマナーやコミュニケーションの取り方を学べるメリットが、取って良かったと回答する声の中でも最も多く見られました。
コロナ禍による生活の変化で、人との関わりが少しずつ減ったこともあり、正しいビジネスマナーや社会人としての不安から秘書検定を取得する傾向も少なくないと予想できます。
全体を通しても「身近なスキル」を求める声が大半
上位にランクインした資格だけでなく、全体を通しても「身近な場面で実践・活かせるスキル」が取得して良かったと回答する声が多く寄せられました。
しかし、資格は取得して満足したら意味がない、などのネガティブな意見も少なくないため、より現実的なスキルアップを求めるケースが多くなっています。「勉強がゴール」ではなく「勉強した先がゴール」と考える必要があるかもしれません。
調査概要
調査期間:2022年9月
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:資格の取得をした経験がある女性
調査人数:250人
URL:https://reload-mind.co.jp/shikaku/woman-ranking/
出典元:資格マインドマガジン(https://reload-mind.co.jp/shikaku/)
(エボル)
※この記事は2022年10月25日に公開されたものです