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不倫はどこから? 法的な定義&男女200人に聞いた「不倫の線引き」

丸山りさ(まる)

不倫はどこから? セックス、キス、手を繋ぐ、2人で飲む、LINEなど、線引きは人それぞれでしょう。また、不倫は法的に定義されるものでもあります。今回は不倫の法的な定義、不倫と浮気の違い、そして男女200人が思う不倫の定義を紹介します。

「不倫」の定義とは何なのでしょうか?

法的な定義の他、「配偶者以外と手を繋いだら不倫」「キスをしたら不倫」「2人で出かけたら不倫」「セックスをしたら不倫」など、人によって異なる感覚の線引きもあります。

今回は、どこからを不倫と言うのかについて、20〜40代の男女200人を対象にアンケート調査を実施。世間が思う不倫の定義と、法的な不倫の定義について解説します。

不倫の法的な定義とは

世間が思う不倫の線引きを紹介するその前に、まずは法的に定められた不倫の定義を知っておきましょう。

世間の感覚は大切ですが、不倫の見解は法的にも定められています。従って、それを把握しておかないと、大変な事態になることも……。

では、法的にはどのような場合を指すのか、見ていきましょう。

線引きは「不貞行為(性交渉)の有無」

法的に不倫を考える上でポイントとなるのは、「不貞行為」です。不貞行為は「配偶者以外の異性と自由な意思で肉体関係を持つこと」であり、これは不法行為となります。つまり、性交渉の有無が線引きとなります。

肉体関係にあるかどうかの証明が、法的に不倫を考える上で重要となるでしょう。

性交渉がなくても不貞行為になる!?

ただし、性交渉がなくても不貞行為として認められた特殊なケースもあるようです。

性交渉がなくても「相手の家庭を壊した」と認定されれば慰謝料を支払わなければなりません。詳しくは以下の記事で紹介している事例を参考にしてみてください。

参考記事はこちら▼

不倫と浮気の違いは?

パートナーがいながら別の異性と関係を持つ意味では、不倫の他に「浮気」もありますよね。

両者の大きな違いは以下の通りです。

・不倫:当事者の一方が既婚、もしくは両方が既婚である

・浮気:当事者は未婚・既婚を問わない

前述の通りですが、不倫の定義は明確で、「性交渉の有無」が線引きとなっています。法律でも「配偶者以外の異性と肉体関係を持つこと(不貞行為をはたらくこと)」と定められています。

人によっては恋人以外の異性と手をつないだだけでも浮気となりますが、不倫はそれだけでは認められないのですね。

また、それによって関係が壊れたとしても、浮気は不倫と違って離婚届の提出のような義務もありません。

どこからが不倫? 男女200人にアンケート調査

法的な不倫の定義を知ったところで、世の男女はどこからを不倫だと考えているのか気になりますよね?

マイナビウーマンでは、不倫の定義について男女200人にアンケート調査をしてみました。

一般的にはどこからが不倫だと思う?

世間の定義を調べるため、こんな質問をしてみました。

Q.既婚男女において「不倫」に含まれると思うものを選んでください。

第1位……セックスをする(78.5%)
第2位……キスをする(70.0%)
第3位……2人きりでお泊りをする(63.5%)
第4位……2人きりで旅行へ行く(57.0%)
第5位……手を繋ぐ(48.0%)
第6位……2人きりで休日遊びに行く(42.5%)
第7位……2人きりで飲みに行く(25.0%)
第8位……2人でプライベートなLINEをする(23.5%)
※有効回答数200件。複数回答式、その他除く

男女共に「セックス=不倫」が多い

アンケートを見ると、男女共に「セックスをする」ことで不倫となると回答した人が最も多い結果になりました(男性85.0%、女性72.0%)。

次いで「キス」「お泊まり」「手を繋ぐ」と続きます。

不倫の定義は人によってさまざまですが、配偶者以外と肉体的な接触があることを線引きとして認識するケースが一般的なのかもしれません。

「LINE」や「2人で飲みに行く」は男性の方が厳しい意見

意外だったのは、「LINE」や「飲みに行く」行為における意識の男女差。LINEの場合は男性27.0%に対し女性20.0%、2人で飲みに行く場合は男性33.0%に対し女性17.0%という結果になりました。

具体的なスキンシップを伴わない行為について、男性の方が不倫の線引きは厳しめであるようです。

特に「飲みに行く」に関しては圧倒的に男性の回答者が多い結果となりました。

男性自身が異性と2人で飲みに行く際、そこには少なからず下心があるのかもしれません。その気持ちが分かるため、不倫の線引きになるのでしょう。一方の女性は、飲み会をもう少しラフな場として考えているようです。

どこからが不倫なのかは人によってさまざま

どこからが不倫なのか、世間の見解と法的な見解を解説しました。

どちらにしても肉体関係を結んだ時点で不倫と認められる意見が多いことは分かります。

法的に認められるかどうかは重要なポイントですが、夫婦生活において「パートナーを傷つけないこと」は基本です。

従って、「不貞行為に当てはまらないから」というスタンスで自由に過ごすのではなく、「相手が不安にならないか」という向き合い方も夫婦生活では必要でしょう。

(丸山りさ)

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※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日:2022年7月4日
調査対象:20~40代の男女
調査人数:200人(男性100人、女性100人)

※この記事は2022年09月26日に公開されたものです

丸山りさ(まる)

キャバ嬢歴6年のアラサーフリーライター。エステティシャン経験もあり、美容にも関心がある。
人に優しく、自分にも優しくがモットー。さまざまな国の男性との交際経験を元に、恋愛コラム、夜遊び系コラムなどを執筆中。

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