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外貨預金をしている人の割合は?

マイナビライフサポート編集部

外貨預金とは、その名の通り、日本円ではなくドルやユーロなどの外貨で預金をすることを言います。最近では、資産運用の一つとして外貨預金を始める人もいるようですが、実際にどれくらいの割合の人が外貨預金をしているのでしょう。外貨預金をしている人の割合やそのメリットについてアンケートで調べてみました。

外貨預金をしている人の割合

Q.外貨預金をやっていますか?

・やっている……10.2%

・やっていない……75.5%

・やっていないが興味はある……14.3%

※有効回答数314件。単数回答式。小数点第二位を四捨五入

まだまだ浸透していない? 外貨預金をしている人はおよそ1割

20代~30代の男女にアンケートをとったところ、外貨預金をやっている人は10.2%とおよそ1割にとどまりました。円預金はほとんどの人がしているでしょうから、それに比べだいぶ浸透していないと考えられます。外貨というとイメージがつきにくく、積極的になれない人が多いのかもしれません。

外貨預金のメリット

外貨預金をしていない人の中には、「なぜ円で預金できるのに、わざわざ外貨で預金するのか?」と疑問を抱く人もいるでしょう。円ではなく外貨で預金をすることで考えられるメリットについて、同じくアンケートで聞いてみました。

円預金より利息が高い

・「利息が高く、将来の楽しみになる」(女性/22歳/パート・アルバイト/専門職(金融・不動産・医療・福祉系等))

・「利息が日本よりも高い」(男性/34歳/正社員(一般事務)/営業職)

・「利息が高いので、たまりやすい」(女性/35歳/パート・アルバイト/その他)

銀行にお金を預けていると、わずかではありますが利息がつきます。この利息は、日本円よりも外貨の方が高いのが一般的。同じ金額のお金を預金していても利息が異なるのであれば、高い方が当然お得感はありますよね。

リスクを分散できる

・「国内のインフレリスクに備えることができる」(男性/38歳/正社員(総合職)/技術職(SE・プログラマー・システム))

・「日本円がダメになった時でも大丈夫」(女性/35歳/自営業・フリーランス/クリエイティブ職)

・「日本円の価値がなくなった場合のリスクマネジメント」(男性/26歳/正社員(総合職)/技術職(設計・エンジニア))

長期的な預金を考えた時、将来的に円の価値が下がっている可能性はゼロとは言えません。経済がインフレ化し、日本円の価値が下がった場合、預金の一部を外貨に換えたいと思った時、損なレートで換金しなければならなくなります。そのため、資産の価値が下がるリスクを分散させる目的として、円以外に複数の外貨で預金をする人もいます。

為替の知識が付く

・「為替レートを気にするようになった」(男性/36歳/正社員(総合職)/その他)

・「経済の知識が増える」(女性/32歳/自営業・フリーランス/販売職・サービス系)

・「為替の知識もさることながら、言語学にも精通できる」(男性/38歳/正社員(総合職)/販売職・サービス系)

外貨預金は金利だけではなく、その外貨の価値も気になるところ。為替レートを気にかけているうちに、経済や為替の知識が付くというメリットを上げる声もありました。

まとめ

20代~30代にとって、外貨預金は身近とは言えないようです。ただ、今回挙がったメリットを見て、興味を持った人もいるのではないでしょうか。外貨預金には金利が高い、リスクを分散できるなどのメリットがありますが、円の価値が上がった場合に損をしてしまうなどのデメリットもあります。外貨預金を始める際は、メリット・デメリットの両方を理解しておくことが大切です。

(マイナビライフサポート編集部)

※画像はイメージです

※マイナビライフサポート調べ

調査日時:2020年8月14日

調査人数:314人(22~39歳の男女)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※画像はイメージです

※この記事は2022年09月12日に公開されたものです

マイナビライフサポート編集部

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