彼氏の親に挨拶する時の流れは? 服装や手土産の注意点
彼氏の親への挨拶前は、「どんな服装で行けば良い?」「手土産は何にする?」など、迷うことが多いですよね。初めて会う場合はなおさらでしょう。そこで今回は、挨拶の流れや親の家へ訪問する時の服装、手土産などについてポイントと注意点を紹介します。
結婚前は、相手の親へ挨拶に行くのが一般的。この時、今後のことを考えてなるべく好印象を与えたいという人も多いのでは?
とはいえ、どのように振る舞えば失礼がないか、また服装や手土産をどうすれば良いか迷う人はいるでしょう。
そこで今回は、挨拶の流れや親の家へ訪問する時の服装、手土産などについて解説します。
彼氏の親へ挨拶する前にやっておきたいこと
彼氏の親への挨拶で好印象を与えるには、事前の準備も大切。そこで、まずは当日までにやっておきたいことを紹介します。
(1)日程調整は1~2カ月前にする
結婚前の挨拶は、自分たちにとっても彼氏の親にとっても大切なイベント。お互いに余裕を持って準備したいですよね。
そのため、日程調整は早めにするのがおすすめです。1~2カ月前には訪問日を決めましょう。
(2)手土産は早めに準備する
手土産も早めに準備しておくのがおすすめ。特に、「準備を忘れていて訪問直前に先方の自宅付近で購入」というパターンは避けたいところです。
家の近くで買えるものは、相手が目にして値段を知ってしまうかもしれません。また、場合によっては「慌てて適当に選んだのかな」と受け取られる可能性も。
このような事態を避けるためにも、手土産は余裕を持って用意しましょう。ただし、日持ちには注意してくださいね。
(3)挨拶の流れを押さえておく
結婚の挨拶はドキドキするもの。緊張していても落ち着いて振る舞えるよう、挨拶の流れを押さえておきましょう。
また、彼氏と相談して結婚の話題を切り出すタイミングやおいとまする目安の時間を決めておくと、当日の進行がスムーズになります。
彼氏の親に挨拶する時の流れと注意点
それでは、彼氏の親に挨拶する時の流れを見ていきましょう。
STEP1:待ち合わせ時刻ぴったりか2~3分遅れで訪問する
親の家に早く着きすぎてしまうと、先方の準備がまだ整っておらず焦らせてしまうかもしれません。
そうならないよう、約束した時刻ぴったりか2~3分遅れで訪問するのが親切といえます。しかし、5分以上遅れる場合は連絡を入れましょう。
到着後、コートを着ている場合は脱いで裏返しに畳みます。
STEP2:玄関で簡単に自己紹介し家へ上がる
玄関を開けてもらったら、簡単に挨拶します。初対面であれば、まずは自分の名前をフルネームで伝え自己紹介しましょう。
家に上がる時は、脱いだ靴をそろえるのも忘れずに。
挨拶例文
・「初めまして、○○(フルネーム)と申します。本日はお忙しいところお時間を割いていただき、ありがとうございます」
STEP3:部屋へ通されたら下座に座る
部屋へ通されたら、着席を促されてから座ります。
ちなみに、座る場所には「上座」と「下座」があります。上座は目上の人が座る席で、その逆が下座。場合によって変わりますが、基本的には出入口から最も近い席が下座となります。

上座と下座について、詳しくはこちらの記事で解説しています。
席次についてあまり気にしない人もいますが、初回訪問の場合は特に、下座へ座ることを意識した方が無難だと考えられます。
ただし、相手から上座へ移動するよう促された場合は、それに従うのがベター。また、最初から「こちらへ」と席を指定された場合も、その場所に座りましょう。
STEP4:改めて自己紹介して手土産を渡す
着席後、改めて挨拶し両手で手土産を渡します。
この時、例外もありますが基本的に手土産は袋から出し、掛け紙やリボンが相手の方へ正しく向くようにしましょう。

手土産の渡し方について、詳しくはこちらの記事で解説しています。
挨拶例文
・「改めまして、○○(彼氏の名前)さんとお付き合いさせていただいております、○○(自分のフルネーム)と申します。本日はお忙しいところお時間をいただきありがとうございます」
・「甘い物がお好きだと伺ったので、私の地元で有名なお菓子をお持ちしました。お口に合えば良いのですが」
STEP5:彼氏に結婚挨拶を切り出してもらう
場が少し落ち着いたら、彼氏から結婚挨拶を切り出してもらいましょう。
その後、自分も結婚の意思を伝えつつ挨拶します。この時、笑顔でハキハキ話すのが相手に好印象を与えるポイントです。
挨拶例文
「○○さんとは以前から真剣にお付き合いをさせていただいており、先日、○○さんから私の両親に挨拶をしてくださいました。両親も喜んで賛成してくれています。
至らぬところも多い私ですが、○○さんと一緒に、温かい家庭を築いていけたらと思っています。
○○さんのお父さま、お母さまとも末永いお付き合いをさせていただけたらうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします」
STEP6:少し歓談する
結婚の挨拶が済んだら、少し歓談の時間を取りましょう。
自分のことばかり話すのではなく、相手の話を引き出して聞き役に回る姿勢も大切です。
お茶やお菓子を出してもらった場合は、勧められてからお礼を言った上でいただきます。
STEP7:お礼とおいとまの挨拶をする
歓談が盛り上がっていても、あまり長居すると相手の負担になってしまうかもしれません。長くても2時間くらいでおいとまするのが無難です。
この時は、彼氏から「今日はありがとう。あまり長くなっても申し訳ないからそろそろ帰るね」などと切り出してもらいましょう。その後、自分からもお礼と挨拶をします。
挨拶例文
・「本日はお時間をいただき本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします」
・「本日はどうもありがとうございました。お菓子もごちそうさまでした。これからもどうぞよろしくお願いいたします」
STEP8:帰宅後にお礼の電話をする
挨拶を終えて帰宅したら、彼氏の親へお礼の電話をしま。
なるべく当日中に電話するのがベターですが、帰宅が夜遅くなってしまった場合は翌日の午前中までに連絡するのが良いでしょう。
挨拶例文
無事に家に帰ってきました。本日はお時間をつくっていただき本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします
▶次のページでは、服装&髪形のポイントについて紹介します。