会社の飲み会や合コン、イベントなどのシーンでは、場を盛り上げるために一発芸を披露することがありますね。他の参加者から「一発芸をやってみて」と、振られる可能性も考えられるでしょう。
そこで今回は、これから宴会やイベントに参加し、一発芸を披露する可能性がある方向けに、誰でもできる簡単なネタを紹介します。
■一瞬で終わる! 簡単な一発芸
突如「何かやってよ」とむちゃぶりをされた、または準備する時間があまり取れないなどの場合は、簡単に試せる一発芸に挑戦しましょう。たとえ無難なネタでも、取りあえず披露することでその場がうまく収まるはず。下記で具体的な例を紹介します。
◇(1)早口言葉を披露
気軽にできる一発芸に、早口言葉があります。これは「生麦生米生卵」など、発音が難しいフレーズを早口で言うこと。^たとえ失敗しても「かんだ姿が面白い」と笑いが生まれやすい^ので、宴会の席などにおすすめです
早口言葉をする時は「今から『バス、ガス爆発』と10回言います」などと伝えてから、試してみるといいでしょう。より盛り上げたいなら、^あえて「バス、バスバスバス……って、全部バスやないかーい!」と、芸人風にセルフツッコミをしても面白いですね。^
◇(2)割り箸をチョップで折る
「今から、割り箸を手刀で折ります!」と高らかに宣言して、割り箸にチョップをするのもおすすめです。誰かに割り箸の両端を持ってもらい、勢いよく手を振り下ろすと、実は女性でも意外とすんなり割れるものです。
^披露する前に、いかにもすごいことのように精神統一のまねをする^といいでしょう。なお自信がない方は、1膳(2本がくっついた状態)ではなく、1本にバラした状態でチャレンジしてくださいね。くれぐれもけがには注意しましょう。
なお、たとえ失敗しても笑いを誘うので、場を和ませられます。^折れなかった時は、少しオーバー気味に「い、いたーーっ!」と叫びましょう。^
◇(3)流行している芸人の決めゼリフ
一発芸をお願いされても、特に芸がない……。そんな時は、流行している芸人の決めゼリフで返す方法を試してみましょう。例えば^「一発芸やってよ!」と急に周囲から振られたら、トム・ブラウン風に「ダメー!」と言って拒否する^のもいいですね。
また^元自衛隊で芸人のやす子さんによる名ゼリフ「はい~!」と返せば、女子でもかわいらしくその場を乗り切ることができるはず。^
◇(4)芸人の一発芸の動きをまねする
もう少し勇気があるなら、^芸人のセリフだけではなく動きもまねしてみましょう。^
例えば初対面の人が多いなど、みんなが硬くなっているならば「みんな緊張しているねぇ……。でも、そんなの関係ねぇ! はい、おっぱっぴー!」と言いながら、小島よしおさんが取る動きをまねすると、緊張が解けて笑いを呼ぶはず。
また服装について「クールビズにしたんだね」などと声を掛けられたら、とにかく明るい安村さんの「安心してください、穿いてますよ」のセリフを言いながらポーズを取ると、きっと会場が爆笑の渦になることでしょう。
◇(5)似ていると言われる人のモノマネをする
^普段から「似ている」と言われる人のモノマネを試す^のもいいでしょう。例えば、カラオケで中島みゆきさんにそっくりだと言われるなら、有名な歌をその場で少し歌ってみるのもおすすめ。
本当に似ていたら「すごい!」と拍手喝采になり、うまくできなくても笑いが起きるはず。^ちょっとオーバーにやるくらいがちょうどいいでしょう。^
◇(6)スマートフォンアプリを駆使する
^即興で試せる一発芸がない、自信がないといった場合は、アプリを活用するのも1つの手です。^
近年では、手相占いや心理テストなど、面白いスマートフォンアプリが増えています。例えば手相アプリなら、相手の手をカメラで撮影するだけで占いがスタートするものもあります。
事前にダウンロードしておけば誰でも簡単に試せますし、その場も盛り上がるので「一発芸を試したいけど、失敗したくない」「普段はおとなしいキャラなのでギャグなどは難しい」という方におすすめです。
■間違いない! みんなにウケる一発芸
ここまでは、練習しなくても誰でも簡単に試せる一発芸について紹介しました。さて、参加者により驚きや感動を与えたいのであれば、もう少し凝ったものや、事前準備を行った芸を披露するのがおすすめ。下記で例を紹介します。
◇(1)みんなが知っている流行のダンスを踊る
場を思いっ切り盛り上げたい時は、^誰もが口ずさめてノリがいい曲に合わせて、ダンスを披露する^といいでしょう。例えばYOASOBIの『アイドル』、新しい学校のリーダーズの『オトナブルー』などがおすすめ。事前に踊りを練習しておけば安心です。
当日は^見ている人に対して、手拍子をするように促す^と、より会場のボルテージが高まることでしょう。いいタイミングで合いの手を入れてもらえるよう、協力者を仕込んでおくのもいいですよ。
◇(2)即興で面白いあだ名をつける
宴会芸の1つに、お笑い芸人の有吉弘行さんが披露して広まった「即興で他人のあだ名を考案する」というものがあります。
その人の特徴を捉えた面白い名なら、場も盛り上がるはず。例えば、物知りで眼鏡を掛けた男性なら「インテリ眼鏡君」など、^ちょっとシュールなものをつける^のがコツです。
ただ、すぐにいいあだ名は思い浮かばないものなので、参加者の情報をすでに知っているのなら、会場へ行く前に考案しておくといいでしょう。
◇(3)手品を試す
^一発芸で人の注目を集めたい場合は、簡単に試せる手品もおすすめ。^
ここでは例として、数字の予言に関する手品を紹介します。まずは、事前に紙に数字の「3」を書いておき、封筒に入れて持参します。トランプの「3」のカードでもOKです。
飲み会の席では、1人を指定し「1~10の中で、好きな数字を頭の中に思い浮かべてください」と伝えます。
次に「その数字に5を足して、2倍にします」「さらに、4を引いて2で割りましょう」「出てきた数から、最初に思い浮かべた数字を引いてください」と伝えます。実は、相手が最初にどの数字を指定しても、この答えは「3」となります。
そうとは知らない参加者の前で「ここに、予言した数字があります」と言って、テーブルに封筒から出した紙を置きます。きっと会場も「すごい!」と盛り上がるはず。コツは、よどみなくスラスラと話すことです。
■一発芸をやる時のコツ・注意点
一発芸を披露する時は、^少人数よりも大人数の場の方が恥ずかしさが薄れるとともに、ダイナミックな芸ができるため盛り上がりやすいでしょう。^少ない人数の場合は、得意なネタを披露するのがおすすめです。
上記で紹介した一発芸には「即興であだ名をつける」というものもありますが、^相手が嫌がるような名前をつけると、その人を傷つけてしまうかもしれない^ので注意しましょう。
またいくら芸人のまねをする際でも、^服を脱ぐとセクハラになる恐れがある^ので注意してください。
最後に、嫌々だと周りも気を使ってしまいます。^やると決めたのならば、堂々と行うのが最大のコツです。^
■一発芸を披露して会場を盛り上げよう!
一発芸は簡単にできるものから、練習が必要なものまでさまざま。手軽に会場を盛り上げたい時は、芸人を参考にした面白いフレーズや一発ギャグがおすすめ。
その場を驚かせたい場合は、ダンスや手品などの練習をしておくといいでしょう。
一発芸を披露して、イベントや飲み会を盛り上げていきましょう。
(みくまゆたん)
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