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幸福度が高い人と低い人の「圧倒的な違い」

#ヘルシーニュース

フォルサ

CCCマーケティングは5月31日、18~79歳の男女を対象に実施した「幸せに関するアンケート調査」の結果を発表しました。

日本人の幸福度の平均は、10点満点で「6.51点」

「とても幸せ」を10点、「全く幸せではない」を0点とした場合、幸せの程度が何点くらいになると思うかを聞いたところ、全体の幸福度の平均値は10点満点で「6.51点」でした。

2014年に実施した調査では平均値が「6.20点」であるため、日本人の幸福度が上昇していることがわかりました。性年代別に見てみると、男性よりも女性の方が、かつ年齢が高い層ほど幸福度が高くなっています。幸福度の平均値が最も高いのは男女ともに60代以上で、男性60代以上は「6.87点」、女性60代以上は「7.29点」でした。

次に、コミュニケーションと幸せに相関関係があるかどうか調べました。最近、プライベートで他の人とコミュニケーションする時間を作っているかどうか聞くと、「作っている」は29.6%、「作りたいが作れていない」が28.4%、「作っていない」が30.5%、「作ろうと思わない」が11.5%でした。

コミュニケーションの時間を作っている人と作っていない人の2軸と、幸福度の平均値を掛け合わせて見てみたところ、他の人とコミュニケーションする時間を作っている人の幸福度の平均値は「7.46点」、作っていない人は「6.11点」で、日頃から他の人とコミュニケーションする時間を作っている人の方が圧倒的に幸福度が高くなっています。

次に、幸せのために必要だと思うものは何であるかを複数回答で尋ねました。幸福度が9~10点の「幸福度が高い人」で見てみると、1位は「健康」(70.3%)、2位は「精神的なゆとり」(67.8%)、3位は「経済的なゆとり」(66.5%)、4位は「配偶者・パートナー」(61.0%)、5位は「自由な時間」(58.5%)でした。

興味があるものは何か「幸福度が高い人」に絞ってみたところ、「料理・グルメ」「ショッピング」「映画鑑賞(映画館・映像配信など)」が高くなりました。

また、5年後はどの程度幸せだと思うか「とても幸せ」を10点、「全く幸せではない」を0点で聞きました。全体の平均値は「6.53点」となり、2022年現在の「6.51点」とほぼ変わらない幸福度であると考えていることがわかりました。

この結果を、日頃から他の人とコミュニケーションの時間を作っている人に絞って見てみると、現在は「7.46点」の幸福度が、5年後には「7.51点」と上昇しています。コミュニケーションの有無は、将来の幸せにも影響をもたらしていることがわかりました。

最後に、いまの日本と世界はそれぞれ幸せな状況だと思うかどうかを聞きました。37.4%が、いまの日本が幸せな状況と「とてもそう思う」「まあまあそう思う」と回答しています。「どちらでもない」が30.5%、「あまりそう思わない」「まったくそう思わない」の合計が32.1%となり、全体的に日本は幸せな状況だと思っている割合が高いことが分かりました。

一方、いまの世界が幸せな状況だと「とてもそう思う」「まあまあそう思う」と回答した人の合計は6.9%でした。「あまりそう思わない」「まったくそう思わない」は合わせて58.8%で、半数以上の人がいまの世界は幸せではないと考えていることが明らかとなりました。

調査概要

調査期間:2022年4月25日~5月6日
調査地域:全国
調査対象:18~79歳の男女(T会員)
サンプル数:1,500名

(フォルサ)

※この記事は2022年06月02日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

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