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男性の性感帯はどこ? 気持ちいい場所と上手に刺激する方法【医師監修】

宋美玄(産婦人科医・医学博士)

男性の性感帯の場所と気持ち良くなる理由

ここからは男性特有の性感帯について解説します。

性感帯には個人差があり、上記にあげたような部分を触れることで気持ち良さを得る人もいますが、男性の場合、性感帯は性器周辺の、以下のような場所に集中していることが多いです。

(1)亀頭

陰茎(いんけい/ペニス)の先端の、ふっくらと張り出した部位のことです。亀頭には「気持ちいい」と感じる神経が多く存在する性的刺激に敏感な場所で、多くの男性にとって非常に感じやすい場所として知られています。

(2)小帯

陰茎の裏側の、皮膚がくしゅくしゅと集まった部分を小帯(しょうたい)といいます。先ほど、「亀頭には『気持ちいい』と感じる神経が多く存在している」と言いましたが、その多くは皮膚に存在しています。

皮膚が刺激を感じて「気持ちいい」という信号が伝わるのです。小帯は、皮膚が集まっている器官です。それゆえ、刺激されると亀頭に匹敵するほどの気持ち良さを感じると考えられます。

(3)会陰

性器と肛門の間の部分を会陰(えいん)といいます。別名を「蟻の門渡り」と呼ばれる会陰部には、快感をもたらす陰部神経がたくさん集中しています。

この部分を指で優しくふれたり、舌を這わせたりすると、ゾクゾクするような快感を得る男性は多いです。

(4)陰のう

睾丸を包む袋のことを陰のうといいます。陰のうとペニスは神経がつながっていて、陰のうを刺激するとそれがペニスにも伝わって快感を得られます。

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