【難読】“ひれき”で合ってる? 「披瀝」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「披瀝」の読み方です。
“ひれき”? 正しいのかな? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「披瀝」の読み方は?
「披」は披露と読むので、“ひ”という読み方を知っている人は多いでしょう。「瀝」は歴に似ているので、“れき”という読み方を想像する人もいるかもしれません。では、二つを合わせて“ひれき”と読むのが正しいのでしょうか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ひれき”と読みます。
「披瀝」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「披瀝」の意味は以下のように解説されています。
ひ‐れき【披×瀝】
[名](スル)心の中を包み隠さずに打ち明けること。「本心を―する」
本心を打ち明ける、といったニュアンスの言葉になります。なかなか馴染みのない言葉だと思いますが、“ひれき”と読むんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「披瀝」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段あまり見かけない「瀝」という漢字には、そそぐという意味があります。「披」には開くという意味があるので、「披瀝」は心を開いてそそぐというニュアンスなんですね。
普段は、「暴露」や「打ち明ける」といった言葉で表現していることが多いと思いますが、ぜひ「披瀝」も使ってみてくださいね!
(ななしまもえ)
※この記事は2022年04月19日に公開されたものです