「しつこい」と「ひつこい」は同じ意味? しつこい人の性格や特徴も紹介
「しつこい」と同じニュアンスで「ひつこい」と言う人がいるかもしれません。「しつこい」と「ひつこい」、どちらが正しいのでしょうか? この記事では、「しつこい」の意味や「ひつこい」との違い、しつこい人の特徴などを紹介します。
遠回しにその気がないことを伝えているのに何度も連絡してくるような人に対して、「しつこい!」と思ったことはないでしょうか? 同じような状況で、「ひつこい!」を使う人もいるかもしれません。
では、「しつこい」と「ひつこい」に、意味の違いはあるのでしょうか?
この記事では、「しつこい」の意味や「ひつこい」との違いを解説。また、しつこい人の特徴としつこくされた時の対処方法も紹介します。
目次
「しつこい」の意味や「ひつこい」との違いとは?
まずは「しつこい」の意味と、「ひつこい」との違いを確認しましょう。
「しつこい」の意味は「つきまとってうるさい」
そもそも「しつこい」という言葉には、どのような意味があるのでしょうか? 辞書には以下のように記載されています。
しつこ・い
[形][文]しつこ・し[ク]
1 色・味・においなどが濃厚すぎて、後に残る感じである。くどい。「脂が多くて―・い味」2 物事にこだわって煩わしい感じである。また、つきまとってうるさい。執念深い。「―・く追いまわす」「―・い男」
[派生]しつこさ[名]
(『デジタル大辞泉』小学館)
人に対して「しつこい」という場合は、2の「物事にこだわって煩わしい感じである。また、つきまとってうるさい。執念深い」という意味になります。
「しつこい」と「ひつこい」は同じ意味
「ひつこい」という言葉を耳にしたことがあり、「しつこい」との違いが気になっている人もいるかもしれません。
「しつこい」と「ひつこい」の違いは、「標準語か方言か」です。「しつこい」は標準語、「ひつこい」は関西地方の方言とされています。つまり、基本的な言葉の意味は変わりません。