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【難読】“なにぞく”って読む? 「眷属」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「眷属」の読み方です。

“なにぞく”って読むの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「眷属」の読み方は?

「属」は見慣れた漢字なので、“ぞく”という読み方は知っていますよね。しかし、「眷」は読み方が想像できない人が多いと思います。二つを合わせてなんと読むのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“けんぞく”と読みます。

「眷属」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「眷属」の意味は以下のように解説されています。

けん‐ぞく【×眷属/×眷族】
1 血筋のつながっている者。一族の者。身内の者。親族。

2 従者。家来。配下の者。
「四五百人の所従―に囲繞 (ゐねう) せられて」〈平家・三〉

同じ一族のことや、臣下、配下などという意味合いの言葉です。
読み方は難しいですが、“けんぞく”と読むんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「眷属」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段、会話などで使う言葉ではありませんが、小説やゲームで目にしたことがある人もいるでしょう。

本来は神や仏の従者を意味する言葉だったのが、神や仏だけでなく、なにかに仕えている人や動物を「~の眷属」と表現するようになったそうです。今まで目にしていながら読み方がわからなかった人も、これでばっちり覚えましたね!

(ななしまもえ)

※この記事は2022年03月28日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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