お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【難読】なんて読む? 「上梓」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「上梓」の読み方です。

一体なんて読むの?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「上梓」の読み方は?

「上」はとても馴染みのある漢字ですが、「梓」はなかなか見たことがなく、読み方をイメージできない人も多いですよね。二つを合わせてなんと読むのでしょう?

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“じょうし”と読みます。

「上梓」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「上梓」の意味は以下のように解説されています。

じょう‐し〔ジヤウ‐〕【上×梓】 の解説
[名](スル)《梓 (あずさ) (キササゲ)の木を版木に用いたところから》
1 文字などを版木に刻むこと。

2 書物を出版すること。「論文をまとめて―する」

主に、書籍を出版することという意味合いで使われる言葉です。“じょうし”と読むんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「上梓」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「出版」と「刊行」もほぼ同じニュアンスの言葉ですが、本などを印刷して広めるという意味合いなので、「上梓」とは微妙に違うようです。

普段からよく使う言葉ではありませんが、書物の著者の方は使う頻度が高い言葉だそうです。同じような意味の言葉が他にもたくさんありますが、それぞれをしっかり使い分けたいですね。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年03月27日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

この著者の記事一覧 

SHARE