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【難読】なんて読む?「寂寥」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「寂寥」の読み方です。

一体なんて読むの?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「寂寥」の読み方は?

「寂」は、寂しい、静寂と読むので、“さび(しい)”、“じゃく”という読み方を知っている人は多いですよね。しかし、「寥」は読み方がわからない人もきっと多いと思います。では、二つを合わせてなんと読むのでしょう?

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“せきりょう”と読みます。

「寂寥」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「寂寥」の意味は以下のように解説されています。

せき‐りょう〔‐レウ〕【寂×寥】
[名]心が満ち足りず、もの寂しいこと。「―感」
1「行介は何か淡い―を覚えた」〈山本有三・波〉

2[ト・タル][文][形動タリ]ひっそりとしてもの寂しいさま。「―とした冬景色」

人の気配がなかったり、心が満たされずに寂しいさまを表す言葉です。読み方は難しいですが、“せきりょう”と読むんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「寂寥」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段からよく使う言葉ではありませんが、小説などで風景描写や人物描写の繊細さや儚さを表すときに使われる言葉です。

今まで本を読んでいて目にしたことがあっても、正しい読み方がわからなかった人もいたのではないでしょうか。これで、正しい意味と読み方がわかりましたね。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年03月15日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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