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【難読】“はいそ”ではありません!「排斥」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「排斥」の読み方です。

“はいそ”かな? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「排斥」の読み方は?

「排」は排気、排出と読むので、“はい”という読み方はよくしますよね。「斥」は見慣れない漢字ですが、「訴」と似ているので“そ”と読むのかな、と思った人もいるかもしれません。しかし、二つを合わせて“はいそ”とは読まないんです。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“はいせき”と読みます。

「排斥」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「排斥」の意味は以下のように解説されています。

はい‐せき【排斥】
[名](スル)受け入れられないとして、押しのけ、しりぞけること。「外国製品を―する」

人物や思想などを押しのけしりぞけること、いう意味合いの言葉です。憎んでいるために拒否する、心から拒むといった強いニュアンスが含まれます。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「排斥」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。日常的に使う機会はないかもしれませんが、歴史の授業で「移民排斥運動が~」なんて耳にしたことはないでしょうか。

同じような意味合いの言葉は他にもありますが、どれも微妙にニュアンスが違います。それぞれしっかり使い分けたいですね。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年03月12日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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