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【難読】なにこれ? 「夭逝」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「夭逝」の読み方です。

読み方が想像できない! という方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「夭逝」の読み方は?

「夭」はなかなか見ない漢字ですが、「逝」は逝去と読むので“せい”という読み方は知っている人も多いですよね。では、二つを合わせてなんと読むのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ようせい”と読みます。

「夭逝」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「夭逝」の意味は以下のように解説されています。

よう‐せい〔エウ‐〕【×夭逝】
[名](スル)「夭折 (ようせつ) 」に同じ。「―した画家を悼む」

「夭折」と同じ意味ということなので、年が若くて死ぬこと、若死に、早世といった意味合いの言葉になります。読み方は難しいですが、“ようせい”と読むんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「夭逝」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。あまり馴染みのない言葉ですが、俳優や歌手をはじめ「天才」と呼ばれる人が、若くして亡くなる時に使われる言葉です。

若くして亡くなってしまうことを表す言葉には、「早世」や「早逝」もありますが、「夭逝」は一般的に、世間に悔やまれながら若い年齢で亡くなった「天才」に対して使われる言葉なので、使い分けには注意が必要ですね。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年03月07日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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