【No.20】美肌が目を引く美容家電PR担当の場合
いつも輝くあの人は、仕事でどんなバッグを使っているんだろう? バッグとその中身は、仕事への姿勢や価値観を映す鏡。企業で働くマイナビウーマン世代の女性をインタビューし、彼女たちの仕事バッグをのぞく連載です。
撮影:三浦晃一
取材・文:照井絵梨奈/マイナビウーマン編集部
ブラウンのワンピースに、ピンクのラインが映える深いグリーンのバッグで現れた、パナソニック株式会社・PRの多田さん。キラキラの笑顔と美肌がまぶしい彼女のしごとバッグを紹介してもらった。
多田 薫子さん
パナソニック株式会社 コンシューマーマーケティングジャパン本部 コミュニケーション部 パブリックリレーションズ課。新卒で入社し、珍しい若手社員として広報課に配属。現在は美容家電とオーラル商品のPRを担当し、メディア対応などをしながら、新規事業提案『Game Changer Catapult』にも参加。
使い込まれ、革がよく育っているトートバッグ。どこのブランドのものか聞いたところ、なんとオーダーメイドなんだとか。
「母と鎌倉へ行った時に革のお店『SLOW KAMAKURA』というところで作ったもので、革の色が独特でお気に入りです。社会人1年目に作って、良い感じに育ってきています。『LUKO&M』とロゴを入れているのですが、『LUKO』は私のニックネームで……。薫子、からルコと呼ばれているんです。『M』は母のイニシャルです」
たっぷり入るサイズのバッグだが、中身を見せてもらうと厳選されたアイテムだけが入っていた。
●バッグの中身
1 Panasonic ノートパソコン レッツノート
2 Panasonic ドレナージュ 美顔器 温感かっさ EH-SP21
3 Panasonic 音波振動ハブラシ(電動歯ブラシ)ドルツ EW-DT52
4 Rollbahnの手帳
5 ミキモトのペン
6 iPhone11 Pro
7 メイクポーチ
8 Yves Saint Laurentのカードケース
9 名刺入れ(ノーブランド)
やはり気になるのは美容家電。美容家電というとスチーマーなど、家で使う物を思い浮かべてしまうが、多田さんのバッグには「温感かっさ」が入っていた。
「家ではスチーマーも使っているのですが、出先では温感かっさを使用しています。顔や全身に使えるアイテムなんですよ。ちょっとリフレッシュしたい時とかに使っています。これは温感機能がついているので、冬でも心地良く使えるんです。振動が選べるのも美容家電ならではかなと思います」
もう一つ、思わず「これは何だろう?」と思ったものがある。四角いブラックのケースに入ったものだ。最初はメガネケースかと思ったのだが、なんとこれは電動歯ブラシなんだとか。
「ランチ後に歯磨きをすると気分がシャキッとしますよね。家で電動歯ブラシを使っていると出先で普通の歯ブラシを使った時に物足りなさを感じてしまうので、持ち運べる音波振動ハブラシは便利です。黒のケースもシックでお気に入り!」
コスメポーチはフレグランスブランド「ディプティック」のショップバッグ。「ディプティック ドソン」をアトマイザーで持ち歩いているんだとか。普段メイク直しをあまりしないタイプだそうだが、こまごまとしたケアアイテムが多く入っていた。
「ビュリーの紙せっけんとAesopのハンドジェルはコロナ禍で使うようになりました。手を洗う時に良い香りのせっけんがあると気分も上がりますよね。ハンドジェルはちょっとお菓子をつまみたい時になどに便利です」
香りものが好きかもしれません、と語る多田さん。ネイルオイルも香りが人気の「uka」を使っていた。
「身の回りの物が良い香りだとハッピーな気分になりますよね。自然な香りのものを選ぶことが多いです。仕事中にテンションを上げるアイテムとして香水やネイルオイル、ハンドクリームなどを活用しています」
お肌がピカピカの多田さんだが、美容家電の他に何か秘訣はあるのだろうか?
「メイクではTHREEのハイライターをずっと使っています! これは定番で人気のアイテムだと思うのですが、やっぱり使いやすいですね。パッケージがかわいいところもお気に入りです」
ポーチの中に入っているアイテムはナチュラル系コスメが多かった。普段使うアイテムから、肌への優しさに気を使っているのだろう。
数々のしごとバッグを見てきた中、毎回チェックさせてもらっているのが手帳事情。最近ではデジタル派も多いが、多田さんはロルバーンの手帳を使っていた。
「メモをとる機会が多いのですが、その時に手で書いた方がしっくりくるのでアナログ派です。毎年ロルバーンを使っていて、メモ部分が多いところとシンプルなデザインが気に入っています」
一見、タッチペンに思える形状のペンは、母からのプレゼントなんだそう。美容家電のPR担当としての美意識の高さから、家族との仲までも伝わってくるしごとバッグだった。
※この記事は2021年12月27日に公開されたものです