【難読】“こくてんこ”?「告天子」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「告天子」の読み方です。
“こくてんこ”? 一体なんのこと? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「告天子」の読み方は?
そのまま読むと、“こくてんこ”かな? と思った人が多いのではないでしょうか。
しかし、そんな言葉は聞いたことがないですよね。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ひばり”と読みます。
「告天子」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「告天子」の意味は以下のように解説されています。
ひばり【雲=雀/告=天=子】
スズメ目ヒバリ科の鳥。全長17センチくらい。体は褐色の地に黒い斑があり、頭に短い冠羽をもつ。日本では留鳥・漂鳥として河原・畑などにすみ、春になると空高く舞い上がりながら、ピーチュク、チルルなど長くて複雑な節回しでさえずる。告天子 (こくてんし) 。《季 春》「―より空にやすらふ峠哉/芭蕉」
どんな鳥かはわからなくても、ひばりという鳥の名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。“こくてんし”という読み方も間違いではないのですが、一般的には“ひばり”と読むことが多いそうです。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「告天子」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。“ひばり”と聞くと、雲雀を思い浮かべる人はいても「告天子」というのは知らなかった人も多いかもしれませんね。
簡単な漢字の組み合わせですが、“ひばり”という読み方はなかなか想像できなかったのではないでしょうか。ちょっとした豆知識や雑学として、話のタネになりそうですね。
(ななしまもえ)
※この記事は2021年12月19日に公開されたものです