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【難読】“じじゅう”だけじゃない! 「自重」のもう一つの読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「自重」の読み方です。

“じじゅう”以外の読み方なんてあるの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「自重」の読み方は?

「自」を“じ”、「重」を“じゅう”と読むのは馴染みがありますよね。

しかし、二つを合わせて“じじゅう”以外の読み方があるのを知っていますか?

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“じちょう”とも読みます。

「自重」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「自重」の意味は以下のように解説されています。

じ‐ちょう【自重】
[名](スル)
1 自らを重んじること。自分の品性を保ち、卑下しないこと。自尊。
「自尊―苟 (いやしく) も卑劣な事はできない」〈福沢・福翁自伝〉

2 言動を慎んで、軽はずみなことをしないこと。「好漢―せられたし」「隠忍―」

3 自分の健康に注意し、大切にすること。自愛。「なにとぞご―ください」

自らを重んじるという、漢字の通りの意味合いがある言葉です。間違いを起こさないように慎重な言動をとること、という意味合いで使うことが多いですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「自重」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。簡単な漢字の組み合わせですが、意外とすんなり読めない言葉かもしれません。

簡単な漢字の組み合わせだからこそ、正しい読み方をと意味を覚えておきたいですよね。

(ななしまもえ)

※この記事は2021年12月20日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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