【難読】“みやし”ではありません!「宮司」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「宮司」の読み方です。
“みやし”? “みやつかさ”? なにこれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「宮司」の読み方は?
「宮」は、“みや”、“きゅう”、「司」は“し”や、人の名前で“つかさ”と読んだりしますよね。
しかし、二つを合わせて“みやし”、“きゅうし”と読むのは違和感がありませんか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ぐうじ”と読みます。
「宮司」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「宮司」の意味は以下のように解説されています。
ぐう‐じ【宮司】
1 神社に仕え、祭祀 (さいし) ・造営・庶務などをつかさどる者の長。2 戦前の神官・神職の職階の一。明治4年(1871)の神官職員規則では、神宮および官・国幣社だけに用いられた職名。
宮司は神社を取り仕切る役割で、お祭りや祈祷などの神社の祭事全般を執り行う人を指します。読めそうで読めない言葉ですが、“ぐうじ”と読むんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「宮司」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段なかなか使わない言葉なので、初めて聞いたという人もいるかもしれませんね。
案外、間違えて読んでいたという人もいたのではないでしょうか。この機会に、正しい読み方を覚えましょう。
(ななしまもえ)
※この記事は2021年12月17日に公開されたものです