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「してください」は正しい敬語? 上司、目上の人への使い方

松岡友子(コミュニケーションマナーアドバイザー)

「してください」を英語で言うと?

「してください」というような依頼を表す英文としては「Please~」を使うのが一般的です。より丁寧さを表現するなら「Would you please~」を使うのが良いでしょう。

例文

Would you please reply by Friday ?

(金曜日までに返信をいただけますか?)

何かを依頼する時は2回のお礼で信頼関係を築く

お願いすることにばかり意識がいってしまい、お礼がおろそかになってしまっては何にもなりません。

お願いを快諾いただいたことに対するお礼はもちろんのこと、一連のプロジェクトが終了した時に「お力添えがあったからこそ成功しました」と、成果と共に伝えるお礼も忘れてはなりません。

「してください」と何かをお願いする時、この「2回のお礼」をすることこそが、次につながる信頼関係となるのです。

(松岡友子)

※画像はイメージです

※この記事は2021年11月26日に公開されたものです

松岡友子(コミュニケーションマナーアドバイザー)

マニエール・トモ代表。コミュニケーションマナーアドバイザー®。
駒沢女子大学・戸板女子短期大学 非常勤講師。
早稲田大学卒業後、ANA国際線客室乗務員およびチーフパーサーとして乗務。
退職後、エアラインスクール講師などを経て2007年より研修講師として活躍する。
日本語教師、NLPプラクティショナーやTAカウンセラー、ハラスメント防止コンサルタントなどの資格を活かし、ビジネスマナーからセルフマネジメントまで幅広く研修、講演を行う。
現在、横浜市立大学大学院にて女性学を研究中。

著書『誰とでも仲良くなれる敬語の使い方』(明日香出版社)

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