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「してください」は正しい敬語? 上司、目上の人への使い方

松岡友子(コミュニケーションマナーアドバイザー)

「してください」の正しい敬語表現

「してください」を分解すると「して+ください」となります。

「して」の敬語表現は尊敬語の「なさって」ですので、「してください」を「なさってください」と敬意を上げて表現することが可能です。(「して」を「されて」という敬語表現にして「されてください」とするのも間違いではありませんが、「なさってください」の方が一般的です)。

「なさってください」を使った例文

例文としては、以下のように使います。

・退院されたばかりと聞きました。お大事になさってください。

・短い時間ですが、どうぞゆっくりなさってください。

・ご不明点がございましたら、いつでも担当者に質問なさってください。

【否定形であれば】

・当日は荒天が予想されています。くれぐれもご無理なさらないでください。

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