「してください」は正しい敬語? 上司、目上の人への使い方
「してください」の正しい敬語表現
「してください」を分解すると「して+ください」となります。
「して」の敬語表現は尊敬語の「なさって」ですので、「してください」を「なさってください」と敬意を上げて表現することが可能です。(「して」を「されて」という敬語表現にして「されてください」とするのも間違いではありませんが、「なさってください」の方が一般的です)。
「なさってください」を使った例文
例文としては、以下のように使います。
・退院されたばかりと聞きました。お大事になさってください。
・短い時間ですが、どうぞゆっくりなさってください。
・ご不明点がございましたら、いつでも担当者に質問なさってください。
【否定形であれば】
・当日は荒天が予想されています。くれぐれもご無理なさらないでください。