「鈍感な人」とは? 言葉の意味や「鈍感力」を身につける方法
鈍感な人の特徴4つ
「鈍感」の意味を確認したところで、次は鈍感な人の特徴を見ていきましょう。
(1)人の感情に気づきにくい
鈍感な人は、「人が自分に抱いている感情を察知する」ということが苦手です。これは恋愛の場面でもよく見られます。
例えば、「A君が同僚のBさんに好意を抱いていることは職場のみんなが気づいているのに、Bさん本人は全く気づいていない」など。
あるいは、「ある人から好意を寄せられていてかなり露骨にアプローチをされているのに気づかない」といったこともあります。
(2)場の空気を読むことが苦手
自分以外の誰かがいる場所には必ず「場の空気」というものがありますが、鈍感な人は、こうした目に見えない空気を読むことが苦手です。
そのため、場にそぐわない発言をしてしまったり、逆に何か言わなければいけない場面で何も言わなかったりして、周囲の人がイライラしたり気を使ったりすることもあります。
(3)他人の目を気にしない
前述したように、鈍感な人は場の空気を読んだり他人の感情を推測したりしない傾向があるため、他人の目があまり気にならないという人も多いです。
日本は和を尊ぶ文化があるため人目を気にしてしまい、「人は人、自分は自分」と割り切ることが難しい人もいます。
しかし鈍感な人は他人からどう見られているか気にしないことも多いので、自然とこうした割り切りができていたりします。
(4)喜怒哀楽が激しくない
感度が鋭い人は小さな事に対しても反応してしまいますし、また刺激をより深く受け取るために感情の波が激しくなりがちです。
しかし鈍感な人はあまり物事に反応せず、また刺激があっても深く受け止めて大きく影響を受けるということは少ないです。そのため、喜怒哀楽が弱い傾向にあります。