【全国】おすすめ紅茶専門店15選。一度は行きたい名店を紹介

名店ぞろい！　一度は行きたい紅茶専門店15選

おいしい一杯と共に極上のひと時を過ごせる紅茶専門店を、日本各地から紹介します。気になる店舗に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

全国に店舗を持つ紅茶専門店

スターバックスやドトールコーヒーなど、さまざまな全国チェーンがあるカフェとは異なり、全国規模で展開されている紅茶専門店は多くありません。

まずは、さまざまな地域で楽しめる3つの紅茶専門店を紹介します。これらのお店であれば、どんな地域の人でも比較的通いやすいでしょう。

アフタヌーンティー・ティールーム

木造のフロアやパイン材の家具など、外国のリビングルームを思わせるようなインテリアが特徴のアフタヌーンティー・ティールーム。

明るい雰囲気の店内は気軽に入ることができ、おいしい紅茶やスイーツ、食事を簡単に楽しむことができます。

食器や雑貨類も販売されているので、カップやソーサー、ティーポットが気に入れば、同ブランドの商品を買って帰ることもできるのがうれしいポイントです。

アフタヌーンティー・ティールームは、北海道から沖縄まで、全国各地のデパート内などを中心に運営されています。多くの人にとって“最も行きやすい紅茶専門店”と言えるかもしれません。

店舗情報一覧URL：https://www.afternoon-tea.net/shop-list/all/

フォートナム・アンド・メイソン

フォートナム・アンド・メイソンがイギリスで創業したのは1707年のことです。やがて王室や英国軍の御用達となり、イギリスの歴史と共に歩んできました。

日本では紅茶やジャム、はちみつ、焼き菓子などの販売が中心ですが、フォートナム・アンド・メイソンのレストランでは、ケーキスタンドで提供される本格的なアフタヌーンティーセットなどを楽しむことができます。

店舗情報一覧URL：https://fortnumandmason.co.jp/store

マリアージュ・フレール

紅茶と言うとイギリスの印象が強いですが、フランス生まれのマリアージュ・フレール。1854年に創立され、日本には1997年、銀座本店が誕生しました。

マリアージュ・フレールのティーサロンは銀座本店を始めとして2021年11月現在、東京に3店舗、神戸に1店舗あります。

メニューには驚くほど多くの紅茶が並んでおり、その奥深さを知ることができます。また、季節のタルトやケーキを楽しめるのも特徴。豊かなティータイムを心ゆくまで堪能したい人におすすめです。

店舗情報一覧URL：https://www.mariagefreres.co.jp/store.html

北海道・東北エリア

北海道・東北エリアでおすすめの紅茶専門店を紹介します。さっそく見ていきましょう。

石渡紅茶 本店

北海道旭川市にある石渡紅茶は、紅茶とハーブティーの専門店。

併設されているティールームでは、季節に合わせた新茶やハーブティーと一緒に、スイーツや軽食、アフタヌーンティーセットを楽しむことができます。

ガネッシュ・ティールーム 定禅寺通店

1984年、仙台に誕生した紅茶専門店ガネッシュ・ティールームは、「新茶の紅茶」にこだわる店。「新茶の紅茶」とは、ガネッシュがオリジナルで展開する看板ブランドです。

ティー・テイスターが選び抜いたダージリンとアッサムを、インド政府が管理するオークションで競り落とした茶葉の味わいは格別。

ネット購入も楽しめますが、ベストな入れ方で飲みたいという場合は、実際に店舗へ赴いてみるのもいいでしょう。

首都圏

首都圏には本格的な紅茶専門店が数多くあり、ティールームめぐりも楽しめる地域です。その中から4つの店を紹介します。

ケンジントン・ティールーム

西武池袋本店にあるケンジントン・ティールームは、日本紅茶協会が定める「おいしい紅茶の店認定店」の1つ。50種類以上の紅茶と季節ごとのスイーツを楽しむことができる紅茶専門店です。

店内のティーアドバイザーが、紅茶に関する質問に答えてくれるので、知識を深めたい人にもおすすめ。

twitterではその月のおすすめ紅茶や期間限定スイーツが紹介されています。気になるメニューを、SNSで事前チェックしておくのもいいでしょう。

Tea House TAKANO

1974年、東京に初めて誕生した紅茶専門店がTea House TAKANOです。

店主の高野健次氏は、『紅茶 おいしいたて方』という著書を持ち、日本での紅茶の普及活動にも力を入れてきた人。

古書の街、神保町に半世紀近い歴史を持つ店には、全国からファンが訪れます。

ベリーズティールーム

京王井の頭線浜田山駅近くにある紅茶専門店がベリーズティールームです。

アンティーク家具に囲まれ、イギリスのお宅を訪問したかのような雰囲気の中で、本格的な紅茶とイギリス菓子を楽しめます。

開店時間は金・土・日の12時～17時と短いので、実際に行く際は気をつけてくださいね。

サモアール

1974年に横浜に誕生した紅茶専門店で、横浜駅の駅ビル・相鉄ジョイナスにある本店と馬車道店の2つがあります。

サモアールの魅力はなんといってもミルクと生クリームの濃厚な味わいが感じられる名物・アイスロイヤルミルクティー。アールグレイ香る深い味わいを楽しんでください。

中部エリア

喫茶店文化を持つ名古屋などが存在する中部エリア。個性的な紅茶専門店が数多くあります。

その中から「日本紅茶協会認定 おいしい紅茶の店 チャンピオンシップ2019」で優勝した「TEAS Liyn-an（ティーズ・リンアン）」を紹介します。

TEAS Liyn-an（ティーズ・リンアン）

TEAS Liyn-anは、名鉄瀬戸線印場駅近くの紅茶専門店です。

紅茶の産地を回って厳選した紅茶を直輸入し、入れ方にも徹底的にこだわっているのが特徴。本格的な紅茶と共に、月替わりのケーキやパイを楽しめる名店です。

本格的なアフタヌーンティーは2名から。1日1組限定で予約が必要なメニューなので注意してください。

近畿エリア

1930年にオープンしたリプトン三条本店を始めとして、歴史のある紅茶専門店が数多くある近畿エリアでは、古くから紅茶が愛されていたことが分かります。

リプトン 三条本店

1930年にリプトン本社の直轄喫茶部極東支店として、京都三条の地にティーショップがオープン。まだ紅茶を飲む日本人は少なかった時代に、ロンドンの喫茶店をまねた紅茶の専門店が誕生しました。

日本で初めてロイヤルミルクティーを提供したのも、このリプトンです。

厳選したダージリンやアールグレイの他に、「和紅茶」として京都の茶葉も提供されているのが特徴。

古くから市民や観光客に愛されてきた、言わずと知れた名店でしょう。紅茶やスイーツだけでなく、ブレックファーストメニューやハンバーグ、エビフライなどの食事も充実しています。

今回紹介した三条本店を含む、3店舗が京都で展開されています。

ロンドンティールーム

大阪の中心地、梅田と堂島にある紅茶専門店がロンドンティールームです。

ロンドンティールームこだわりの看板メニューは、イギリス式の家庭的なミルクティー。「ミルクのために作られた紅茶」というコンセプトのもと、日本の牛乳との相性を考えてブレンドされた茶葉がポイントです。濃厚なミルクが味わいの決め手でしょう。

店舗のメニューには、ミルクティー向きの茶葉が何種類も用意されています。自分に合った茶葉を選んで、とっておきの1杯を楽しみましょう。

tea room mahisa

多くの紅茶の消費量を誇る兵庫県。その紅茶好きの神戸っ子に愛されているのが、神戸に3つの店舗を持つtea room mahisha（マヒシャ）です。

ミルクティーに合う紅茶やストレートティーに合う紅茶の他に、チャイやアイスハニーレモンティー、オレンジティーなどのメニューもあり遊び心満載。

スコーンは複数の種類から選ぶことができ、ケーキやタルト類も豊富です。

中国・九州

首都圏に比べると店舗数は少ないですが、中国・九州エリアにも、茶葉と入れ方にこだわり、地域の人に愛されている紅茶専門店があります。その中から2つのお店を紹介します。

パディントン

広島県福山市にあるパディントンは、本格的なアフタヌーンティーが気軽に楽しめる紅茶専門店です。厳選された多数のティーの中から、季節や天気に合わせ、毎日最適なものを提供してくれます。

イギリスのティータイムに出てくるようなホームメイドケーキと一緒に楽しむのもいいでしょう。懐かしい雰囲気の店舗でゆっくり時間を過ごしてみてください。

ブルームスベリー

鹿児島県の薩摩半島、南九州市にある薩摩英国館は、1992年に設立された歴史資料館です。そこに併設されているのがティールームのブルームスベリー。

お店の一押しは、国産紅茶の「夢ふうき」。

鹿児島県枕崎で生まれた「べにふうき」という紅茶品種のみを使い、有機無農薬で育てた茶葉で製造されています。この「夢ふうき」は2007年、イギリスの“The Great Taste Awards”で金賞を受賞しました。

鹿児島県を訪れる機会があれば、名物「夢ふうき」をスコーンやケーキ、サンドイッチと共に味わってみてくださいね。