【難読】なんと読む? 「水黽」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「水黽」の読み方です。
読み方がまったく想像できない! と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「水黽」の読み方は?
「水」は“みず”か“すい”と読むのが一般的ですが、「黽」はなかなか見ない漢字ですよね。
「黽」は、努力するといったニュアンスの漢字になります。
この二つを合わせると、ある生き物のことを指す言葉になるのですが、想像できるでしょうか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“あめんぼ”と読みます。
「水黽」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「水黽」の意味は以下のように解説されています。
あめんぼ【水=黽/水=馬/×飴▽坊】
半翅 (はんし) 目アメンボ科の昆虫。中脚と後脚が体長より長い。池などの水面を滑走し、水面に落ちた昆虫を捕食する。体は飴 (あめ) のにおいがする。みずぐも。かわぐも。あしたか。あめんぼう。《季 夏》「夕焼の金板の上―ゆく/青邨」
最近では見る機会の減ってしまったあめんぼにも、漢字表記があるんです。
しかし、「水黽」で“あめんぼ”と読むのは、なかなか想像しにくいですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「水黽」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。聞いたことのある言葉ですが、こんな漢字だったんだと驚いた人もいるでしょう。
あめんぼを漢字で書く機会はなかなかなさそうですが、豆知識として覚えていて損はないかもしれませんね。
(ななしまもえ)
※この記事は2021年10月03日に公開されたものです