【難読】“ふせ”じゃない? 「俯せ」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「俯せ」の読み方です。
“ふせ”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「俯せ」の読み方は?
「俯」は俯瞰と読むので、“ふ”という読み方は知っている人もいるでしょう。
また、送り仮名の「く」をつけて“うつむく”とも読みますね。
しかし、これに送り仮名の「せ」がつくと、そのまま“ふせ”や“うつむせ”とは読まないんです。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“うつぶせ”と読みます。
「俯せ」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「俯せ」の意味は以下のように解説されています。
うつ‐ぶせ【×俯せ】
うつぶせること。また、その状態。うつむけ。うつぶし。「俯せになって眠る」「皿を俯せにして重ねる」
寝るときの体勢を俯せや仰向けと言いますよね。
ひらがなや「うつ伏せ」と表記されることが多いですが、「俯せ」とも書くんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「俯せ」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。送り仮名が「く」から「せ」に変わるだけなのに、正しい読み方がわからなかったという人も案外いたのではないでしょうか。
「読めそうなのに、意外と正しく読めない言葉」が何個もある人、きっと多いですよね。
この機会に、思いつく言葉を調べてみてはいかがでしょうか?
(ななしまもえ)
※この記事は2021年10月01日に公開されたものです