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私の人生を変えた、見渡す限り沼しかない韓国ドラマの世界

#PM6時の偏愛図鑑

Nana

定時後、PM6:00。お仕事マインドを切り替えて、大好きなあの映画、あの舞台、あのドラマを観る時間が実は一番幸せかもしれない。さまざまな人が偏愛たっぷりに、働く女性に楽しんでほしいエンタメ作品を紹介する連載です。今回はライターのNanaさんが、韓国ドラマへの偏愛を綴ります。

元々海外ドラマオタクだった私が、「ちょっと韓ドラでも観てみるか」という軽いノリでたまたま観始めたのが、こんなにも人生を変えるとは……。当時の私は思いもしなかったでしょう(大袈裟)。

私が最初にハマった韓国ドラマは、”もしも韓国に王室制度が残っていたら”という、奇想天外な設定の中で繰り広げられる王宮ロマンスドラマ『宮』でした。しかし、本格的に沼ったのは『イニョン王妃の男』という作品がきっかけです。

”現代と朝鮮時代を行き来する恋”というファンタジーにも程があるぶっ飛んだ設定なのに、爆泣きしながら結局朝まで観てしまうというハマりっぷり……。

すぐにこの感動を誰かと分かち合いたくて友達にすすめたら、「超絶イケメン出てないしハマるわけないわ」と鬼失礼な発言。それでも友達は作品を観てくれたようで、最終的にめちゃくちゃハマって「かっこ良すぎて死にそう……」と電話がかかってきました(笑)。

この出来事が人生を変え、基本的に家のテレビは年中韓国ドラマを流して沼にハマりまくり、さらにこの面白さを誰かに猛烈に伝えたくて、韓国ドラマライターをしています。

そんなディープな韓ドラオタの私が、韓ドラの魅力を語ったら夜を明かすどころか合宿レベルで語ってしまうので、今回は暑苦しくないレベルで韓ドラを語ろうと思います。暑苦しいのがお好きな方はTwitterをフォローしてください(笑)!

見渡す限り沼しかない

韓ドラは歩けば沼にあたる。ドラマを観るたびに推しが増えて大変なことになるので、めちゃくちゃ忙しい。それが韓ドラです(笑)。

あと、アイドルやアーティストも俳優として活躍しているので、そのままK-POP沼に行ってしまい帰ってこれないこともあります。とにかくそこら中に沼が散りばめられているので、私たちには暇がないのです(笑)。

しかも俳優さんだけではなく、ドラマのストーリー自体も沼が深い! 大体の作品が16話構成と長めなので、圧倒的に世界観にハマりやすく、登場人物全員に愛着が湧いてくるのです。

10話を超えたあたりで「あと6話しかないとかまじかよ」となるのがお約束。最終話まで観終わった後、すかさず1話からもう1周観てしまう余韻も含め、とにかく沼、沼、沼の連続です。

プライベートで嫌なことがあっても、どんなに仕事で疲れていても、全て忘れさせてくれて、別世界に連れて行ってくれるのが韓ドラだと思います。

ジャンルが広すぎて飽きない!

日本では「韓国ドラマ=恋愛ドラマ」というイメージが大きいですが、今や韓国ドラマはジャンルレス! 韓国の視聴者たちはいつも新しいものを求めているので、じゃんじゃん目新しい画期的なドラマが出てくるんです。

「恋愛ドラマはちょっとおなかいっぱいだわ……」という時は、思いっきりジャンルを変えてサスペンス系を観ると、驚くほど脚本が秀逸で超絶面白い。一方で、財閥ドロドロ系、復讐系スカッとドラマもハズレがなく面白いのです。

最近『ペントハウス』というドラマが韓国で大ヒットしているのですが、登場人物全員ぶっ飛んでいて、ハチャメチャだけどそれがクセになってしまう。

毎回よくこんな設定思いつくな……と感じるのですが、1話観て「うわぁ……これまたすごいドラマが出てきたな」と、感動とわくわく感を味わえる。だから、長く韓ドラオタクをしていても、いつも楽しくて飽きることがない。それが韓国ドラマの魅力だと思います。

韓ドラオタが激推し! 働く女性に刺さる厳選韓国ドラマ

おすすめしたい韓国ドラマは本当に無限にありますが、今回はその中でも働く女性に刺さるリアルな恋愛ドラマを中心に3作ご紹介します!

【1】『この恋は初めてだから』

1話目から心をつかまれて、ラストまで鬼の速さで駆け抜けた”最高OF最高ドラマ”。「神ドラマ」と呼んでまわりの友達にはすすめまくってて、他の記事でもおすすめしまくってる私のイチオシです(笑)。

ソウル大学卒の30歳独身高学歴女子ユン・ジホ(チョン・ソミン)が、ひょんなことから人やお金にあまり興味がない独身主義者ナム・セヒ(イ・ミンギ)とひとつ屋根の下で暮らすことになり、さらには契約結婚してしまうというストーリー。

実はこのドラマ、アラサー女子の現実が詰まりまくっているのです。恋愛だけではなく、パワハラや非婚化など現代社会のさまざまな問題も盛り込まれていて、主人公とその友人の女性3人から「結婚とは?」「人生とは?」を、時に笑いながら、時に涙しながら考えさせてくれる作品です。

軽いラブコメと思って期待せずに観て、ある話数で号泣しました。参りました。他のラブコメとは一線を画す隠れ名作です。

【2】『恋愛体質〜30歳になれば大丈夫〜』

韓国で大ヒットした映画『エクストリーム・ジョブ』のイ・ビョンホン監督が初めて手がけたドラマで、30代の恋愛、葛藤をリアルすぎるぐらいリアルに描いた作品。

実は、韓国では視聴率が振るわずスベってしまったんですが、オタクの中でじわじわクチコミが広がって、放送終了後に「なんでこんなに視聴率が低かったのか理解できん!」という声が続出してるドラマです。

基本コミカルなのに、ポロッと言ったひと言が的を射ていて、名言すぎて刺さりまくる。最後に名言がまとめて出てくるのですが、「深ええぇ〜!」と100万回くらいうなずいて思わずメモりたくなる言葉ばかりです。

私、坂元裕二さんの脚本がめちゃくちゃ好きで、『最高の離婚』は日本のドラマBEST3に入るくらい大好きなのですが、あのシュールな感じのドラマが好きな人は絶対ハマるのが本作。

キラキラ超絶イケメンは出てこないけど、アラサー女子は共感ポイントだらけで一見の価値ありです!

【3】『まぶしくてー私たちの輝く時間ー』

これは働く女性というより、全人類に観ていただきたい名作です。かなりの数のドラマを観てきましたが、私史上1、2を争うレベルで爆泣きしたドラマです。もう号泣嗚咽どころの騒ぎではなく、真っ昼間にわんわん声を出して泣きました。

主人公のキム・へジャ(ハン・ジミン)は、幼い頃に砂浜で時間を巻き戻せる腕時計を手に入れます。しかし、その時計を使って時を戻すと、人よりも早く時間が流れ、老いてしまうことに気づいたへジャは、時計の封印を決意。

そんな折、父親が交通事故で亡くなってしまいます。父を救うため何度も時間を戻していたヘジャがある日、目覚めると、25歳から70代のおばあちゃんに変わってしまったというストーリー。

韓国のゴールデングローブ賞と呼ばれる「百想芸術大賞」で、70代になったキム・ヘジャを演じた大女優キム・へジャ(役名と同姓同名)が2019年に大賞を受賞したのですが、日本ではあまり話題になってないのが悔しい!

最初から強烈な吸引力がある作品ではないですが、「だまされたと思って観て! 後悔はさせない!」と大声で言いたい。

若さとは? 人生とは? を問いかけて、「今この時を楽しんで思いっきり生きよう!」と思わせてくれる、深い深い余韻を残す名作ヒューマンドラマ。

胸キュンポイントはあまりないけれど(相手役のジュナを演じたナム・ジュヒョクは彼史上演技もビジュアルも最高だと思うけれど)、若い時にこそ見るべき超推しドラマです。

ひとつ大注意! ネタバレは絶対見ずに、最後まで信じて駆け抜けてください!


紹介してみたら結局、めちゃくちゃ暑苦しくなってしまいました……。まだまだおすすめしたい作品が無限にありすぎて途方に暮れていますが、こちらからは以上です! みなさま、Welcome to 韓ドラ沼(勝手に)! そしてどうぞ寝不足にはお気をつけて!

(文:Nana、イラスト:谷口菜津子)

※この記事は2021年09月28日に公開されたものです

Nana

韓国ドラマをこよなく愛するドラマライター。
WEB媒体を中心に、最新ドラマ、おすすめドラマ愛を叫ぶ記事執筆中。
Twitterでは推しドラマ愛を暑苦しく配信中。

Twitter:https://twitter.com/Nana_writer76

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