エクセルのフィルター設定方法とは? 使い方やかからない時の解決策
フィルターで設定できるさまざまな条件
では、フィルター機能で絞り込める条件にはどのような種類があるのかを見ていきましょう。今回は代表的な3つの条件を紹介します。
(1)日付フィルター
上記でも説明しましたが、使用される頻度も高い日付フィルターについて解説します。フィルターの▼ボタンを押すとさまざまな条件が表示されるので、その中の「日付フィルター」を選択します。
日付フィルターを選択すると、「明日」「今日」「昨日」の細かい日付設定から「来月」や「来年」までの長期間を選ぶことができます。
また、日付フィルターでは「指定の値より前・後」といった期間の設定も行えるので、さまざまな期間の絞り込みが可能です。
(2)数値フィルター
数値フィルターも日付フィルターと同じように、▼ボタンを押すことで表示されます。数値フィルターでは指定の値「より小さい・大きい」「以上・以下」「範囲」「等しい・等しくない」などの条件をつけて絞り込むことが可能です。
売り上げ実績や点数を比較・分析したり、平均に比べての大小を調べたりする時に使われます。
(3)テキストフィルター
これまでは日付・数値と数字に関連するフィルターを紹介しましたが、実はエクセルのフィルター機能は文字でも絞り込みができます。
▼ボタンを押すと、その表に入力されているテキストが自動的に羅列されており、そのテキスト内から該当するテキストを選択できます。
さらに「テキストフィルター」を選択すると、指定の値を「含む・含まない」の条件に加えて、「指定の値で始まる・終わる」といった頭文字と語尾の指定まで可能なので、より細かく条件が設定できます。