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有酸素運動はダイエットに効果的? 痩せない原因とおすすめメニュー

みおの女子トレ部@つむらみお (パーソナルトレーナー/youtuber)

有酸素運動をしても痩せない理由

有酸素運動は正しく行えば、ダイエット効果が期待できるはず。ですが、「なかなか痩せない」と悩んでいる方が少なくありません。

ここからは、有酸素運動をしているのに痩せない理由として考えられるものを5つ挙げていきます。

(1)カロリーオーバーになっている

消費カロリーより摂取カロリーが多ければ、いくらトレーニングをしても痩せにくいもの。痩せないどころか、むしろ太り続ける可能性があります。日々の食事をカロリーオーバーしないように意識しましょう。

とはいえ、無理な食事制限は危険です! バランスの取れた食事を心掛け、食べすぎないようにしましょう。

(2)筋肉量が少ない

筋肉量が少ないことも痩せない原因の1つです。筋肉量が少ないと元々、備わっている基礎代謝自体が低く、痩せるまでに時間が掛かります。

有酸素運動だけをしていてもなかなかダイエット効果を得られない人は、まずは筋トレをして基礎代謝を上げることから始めてみましょう。

(3)停滞期に入っている

今まで順調に痩せていたのに、ぴたっと体重の減りが止まってしまった場合は停滞期に入った可能性が高いです。停滞期に入ると何をやっても体重が減りにくくなってしまいます。

しかし、停滞期は体の自然現象の1つ。停滞期が起こる原因は、人間に備わっている「ホメオスタシス」が関係しています。今の状態から大きな変化をしないようにとキープしようとする力です。これが、食事制限などにより、入ってくる栄養が変わってきたりすると、体が飢餓状態だと錯覚してしまうからなのです。

ただ、これはダイエットが成功している証拠であり、失敗ではありません。ダイエットは、体重の減少期と停滞期の繰り返しなので、焦らずにコツコツ継続しましょう。

(4)有酸素運動のやりすぎに注意

「早く痩せたい」と思って、有酸素運動を長時間行っていませんか? 有酸素運動はやりすぎると、脂肪と共に筋肉も分解されてしまう恐れがあります。

基礎代謝を上げるためにも、筋トレと合わせて30分程度を目安に取り組みましょう。

(5)ストレッチを行っていない

痩せない原因として、筋肉の柔軟性が足りないことも考えられます。

また、筋肉が硬いと筋繊維の伸び縮みが柔軟に行われないので、血行が悪くなり冷えやむくみの原因に。

筋肉が硬いと足首、膝、腰などが痛くなり、けがの原因にも。体のどこかが痛いと運動自体が行えなくなったり、疲労を感じやすくなったりします。

運動を行う前や終わった後には、しっかりストレッチを行いましょう。

参考記事はこちら▼

ストレッチの中でも手軽に取り入れやすい、開脚のやり方と効果を解説しています。

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