エクセルでのチェックボックスの作り方は? 削除・連動方法も紹介
エクセルで統計を取る時には、チェックボックスを活用すると便利です。しかし、作成方法や活用方法、集計時の使い方などはあまり知られていません。今回は、エクセルのチェックボックスの作り方や活用方法について解説します。
エクセルのチェックボックスは、アンケートやToDoリストなど使える幅が広く、活用方法を覚えておくと便利です。
しかし、使うためには事前準備が必要で、設定方法に戸惑う人も多いでしょう。
この記事では、エクセルのチェックボックスの設定方法や削除方法、応用や具体的な活用の仕方などを紹介します。
【Windows】エクセルでのチェックボックスの作り方
エクセルは表計算ソフトなので、表やグラフなどの作成に使われることが多いソフトです。
しかし、活用の幅は意外と広く、Webサイトにあるようなチェックボックスの作成もできます。
ここではまず、WindowsPCを使う場合の、エクセルでのチェックボックスの作り方を紹介します。
STEP1:「開発」タブを表示させる
チェック ボックスを追加するには、「開発」タブを表示させることから始めます。
エクセル2010以降の場合は、以下の通り。
(1)初期画面で「ファイル」を選択
(2)画面左側の「その他」から「オプション」を選択
(3)「リボンのカスタマイズ(リボンのユーザー設定)」を選択
(4)「開発」のチェックボックスをオンにした後「OK」をクリック
ちなみにエクセル2007の場合のやり方は以下の通りです。
(1)「マイクロソフトボタン」をクリック
(2)「エクセルのオプション」から「人気」を選択
(3)「[開発] タブをリボンに表示する」をクリック
STEP2:チェックボックスを作成する
チェックボックスをセルに挿入する場合、「開発」タブをクリックして「挿入」を選択後、チェックボックスマークをクリックします。
チェックボックスを作成したい場所でマウスカーソルをドラッグして、チェックボックスを設置しましょう。
設置場所の微調整は、矢印キーやマウスなどを使って行ってください。これで、チェックボックスの作成が完了しました。
STEP3:複数作成したい場合はコピー&グループ化しておく
ここまで紹介した方法で作成できるチェックボックスは1つだけに限られます。
2つ目以降を作成したい場合には、コピーしていきましょう。
(1)チェックボックスを作成したセルを選択
(2)マウスを右クリックして「コピー」をクリックするか、「Ctrl」キーと「C」キーを押す
(3)チェックボックスを配置したいセルを選択して貼り付け
(4)必要なだけチェックボックスを設置し終わったら、全てのチェックボックスを選択し、右クリックして「グループ化」を選択
この時、クリックするだけだとチェックボックスにレ点が入ってしまいます。選択する場合は、Ctrlキーを押しながら行ってくださいね。
Windowsでチェックボックスを削除する方法は?
チェックボックスを削除したい場合、まずはグループ化を解除しておきましょう。
解除した後は、削除したいチェックボックスを「Ctrl」キーを押しながらクリックしてください。その後「delete」キーを押すことで、チェックボックスが削除されます。
選択するセルは間違いやすいので、削除する際チェックボックスを選択できているかどうかを確認してから削除してください。