エクセルでのチェックボックスの作り方は? 削除・連動方法も紹介
チェックボックスを連動してセルを色付けする方法
チェックボックスを使ったセルは、色付けしてカスタマイズできます。ここでは、チェックボックスを使ったセルを色付けする方法を紹介します。
なお、ここから先はMacの場合の操作方法です。Windowsの場合は操作の順番や方法が多少異なる場合がありますので注意してください
STEP1:チェックボックスを参照する列を作る
チェックボックスのチェックの数をカウントしたり、全てのセルに対して同時にチェックを入れたりする場合に必要となるのが、チェックボックスを参照する列です。
(1)一番上のチェックボックスを選択してメニューを表示させ、「コントロールの書式設定」を選択
(2)「リンクするセル」に結果を表示するセルを選択。ここでは、D列に結果を表示させます
(3)同じ操作で全ての行に同じ操作を行う
(4)設定完了後、チェックボックスにチェックを入れると「TRUE」、チェックを外すと「FALSE」が表示されます
STEP2:条件で色付けされるように設定する
チェックボックスの結果次第で、リストの背景色を変更するような設定も可能です。
例えば、チェックを入れていない行など特定の条件でセルの背景色を変えたい場合に活用できます。
ここでは、上図の「ToDoリスト」項目「メールを確認する」の背景色が変わるように設定したい場合を例に紹介します。
(1)「メールを確認する」を選択した状態で「ホーム」タブから「条件付き書式」を選び、「新しいルール」を選択
(2)「スタイル」で「クラシック」を選択
(3)次の選択肢では「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択
(4)次の行に条件を入力して、変更後の書式を選択したら「OK」を押す
(5)他の行にも同じように条件を追加していく
STEP3:設定を貼り付けていく
同じ設定を行う場合、全ての行に設定を繰り替えるのは意外と面倒です。そこで、「形式を選択して貼り付け(Macは形式を選択してペースト)」を活用しましょう。
「形式を選択してペースト」を選んだら「書式」を選択して貼り付けます。
貼り付けると数値がずれる場合がありますが、「条件付き書式」から「ルールの管理」を選択すると、簡単に編集できますので活用してください。
関数「=COUNTIF」を使って項目数を数える方法
ToDoリストなどでチェック済みの項目数を数えたい場合は、関数を活用すると簡単にカウントできます。
チェック済みの数を表示させるための行(上図の場合11行目)を作ったら、結果を反映させるセルに、以下の関数を入力しましょう。
「=COUNTIF(判定セルの範囲,TRUE)」
画像の例の場合は、「=COUNTIF(D3:D7,TRUE)」と入力します。関数を入力しておくと、数値が自動計算されて表示されるようになります。