「確証バイアス」とは? 具体例&回避法を詳しく解説【心理学】
「確証バイアス」はビジネスや人事評価にも影響する
確証バイアスは、ビジネスや面接・人事評価にも影響します。
例えば採用面接では、相手の第一印象によって相手の能力や性格などを判断してしまう傾向にあると思います。
学生が堂々とした雰囲気をしており、体育会系の部活出身であった場合には、「この学生は、打たれ強いのではないか」「自信がありそうだし、厳しい仕事でも頑張ってくれそうだ」などといった肯定的なイメージを当てはめてしまうことがあるでしょう。
入社後に、少し厳しくしただけで落ち込んでしまったとしたら「根性あると思ったのに全然違った」というように感じてしまうこともあるかもしれません。
人事評価でもそうですが、学歴や実績が高い人材については、多少悪い点があったとしても目をつぶり、それよりも良い点を探しがちな傾向もあります。
直近では調子が悪くなっていたとしても、「たまたま今は本調子じゃないのかな?」「本当はもっと出来るはず」と都合の良い方に考えて評価してしまうこともあるでしょう。
そういった先入観や思い込みなしに物事を見ることができたら良いのですが、これらの確証バイアスは、どの人も持っているものなので、完全に公平な評価をすることは難しいと言えます。
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